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マンモグラフィとは

 更新日:2023/03/27

マンモグラフィとは

マンモグラフィとは、乳がんの初期症状の一つである石灰化や腫瘍などを映し出すことに優れた乳房専用のレントゲン検査です。乳房の小さなしこりを映し出すことに優れた乳腺エコー(超音波)検査と併用すると、より正確に乳がん診断ができる可能性が高まります。

メリット

・石灰化や乳腺の全体像を捉えやすい
・検診受診の継続によって乳がん死亡率が低下することが統計学的に証明されている
・撮影方法が定められており、過去の画像と比較しやすい

デメリット/副作用

・ムラなく見やすい画像を撮影するために透明な板で乳房を圧迫して伸ばすので、痛みを伴うことがある
・20〜30代では乳腺の密度が濃いため、詳細な診断ができず見落としの可能性がある
・X線検査のため、妊娠中やその疑いがある時は検査を受けられない

検査期間

マンモグラフィ撮影の所要時間は約10分です。検査結果は当日または後日郵送で受け取ります。
自治体の検診は2年に1回行われています。

費用相場

・自治体の検診は無料~3千円程度で40歳以上が対象のところが多いです。
・健康組合の制度を利用する場合は無料〜千円程度で、本人が被保険者の場合だけでなく、被扶養者である妻も対象になるところもあります。
・自由診療の場合はマンモグラフィ検査のみでは4~6千円程度です。
・乳房に異常を感じて受診し、検査の必要ありと診断された場合は保険適用があり3割負担です。

注意点

検査期間や費用は、医療機関や検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師