CAVI（キャビィ）検査（ポリグラフ）とは

CAVI（キャビィ）検査（ポリグラフ）とは

CAVI検査とは、動脈の硬さ・血管の詰まり・血管年齢を測定して、動脈硬化の程度を調べる簡易検査です。仰向けに寝た姿勢で両腕・両足首の血圧・脈を測定します。
動脈硬化は、心筋梗塞や脳梗塞など重篤疾患の原因となります。しかし、動脈硬化が進行していても自分では気づきにくいため、早期発見が大切です。

メリット

・自覚症状のない動脈硬化症を早期発見できる
・心筋梗塞や心筋梗塞の早期診断に役立つ
・結果がすぐに出るため、その場で医師の診断が受けられる

デメリット

・圧迫されて痛みを感じる場合がある
・人工透析患者はシャント側の血圧が測定不可
・不整脈の人は参考値になる場合がある

治療期間

検査時間は5～10分程度です。
CAVI検査の結果、精密検査が必要と判断される場合があります。
治療期間は症状の程度で個人差があるため、一概には言えません。動脈硬化は、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病によって進行します。喫煙や肥満も動脈硬化の原因となるため、生活習慣の見直しが必要です。

費用相場

CAVI検査の費用は、自由診療と保険診療で異なります。
自由診療の場合は3000～5000円程度、保険診療の場合は3割負担で300～400円程度です。
上記に加えて、別途診察費がかかる場合があります。
健康診断で血圧・血糖・コレステロールが高い、メタボリックの判定をされた場合、動脈硬化症の診断がある場合は保険適応となります。詳細は受診機関に確認してください。