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アンドロゲンレセプター遺伝子検査とは

 更新日:2023/03/27

アンドロゲンレセプター遺伝子検査とは

アンドロゲンレセプター遺伝子検査とは、アンドロゲンレセプターと男性ホルモンであるジヒドロテストステロンの結合のしやすさを、遺伝子レベルで調べる検査のことです。ジヒドロテストステロンが毛母細胞(毛髪を生み出す細胞)内のアンドロゲンレセプターと結合し、毛母細胞の働きが抑制されてしまうことで男性型脱毛症は発症します。したがって、アンドロゲンレセプター遺伝子検査の結果で男性型脱毛症の発症しやすさを判定することができます。また、治療薬であるフィナステリドの有効性も、この結合のしやすさとの相関があることがわかっています。
患者さんから血液を約2mL採取して検査を行います。

メリット

・男性型脱毛症を発症しやすいかどうかを遺伝子レベルまで調べることができる
・検査結果を元に自分に合った治療法を検討することができる

デメリット/副作用

・保険が適用されないので検査費用は自己負担になる
・実施している医療機関が少ない

検査期間

検査自体は1日で終わり、結果は約1ヶ月後に判明します。

費用相場

検査には2万円程度かかりますが、医療機関での受診料が別途加算されます。

注意点

検査期間や費用は、医療機関や検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師