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羊水検査とは

 更新日:2023/03/27

羊水検査とは

羊水検査とは、赤ちゃんがいる子宮内の羊水を採取して、羊水内に含まれる細胞を調べることで赤ちゃんに染色体異常などがあるかどうかを調べる出生前検査のことです。採取には細い針をお腹に刺して行いますが、診断は正確であるものの母体にとっては流産や早産、赤ちゃんの体を傷つけてしまうリスクが伴います。そのため、誰でも簡単に受けられる検査ではありません。羊水検査が受けられる対象者のケースを定めている産婦人科もあります。

メリット

・赤ちゃんが13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー、神経管解放症を持っているかどうかがわかる
・日帰りで行うことが多い

デメリット

・赤ちゃんのいるスペースに直接針を刺すため、流産や早産、赤ちゃんの体を損傷するリスクがある
・何らかの理由により羊水が採取できず、検査できない場合がある
・採取した羊水の中にお母さんの血液が混入すると、検査結果が正しく出ない場合がある
・すべての異常を発見できる検査ではない
・異常が見つかっても、根本的な治療をすることができない

検査期間

まずはエコーで胎内を確認してから細い針を刺して採取を行いますが、採取する時間は基本的に10分程度で終わります。
採取後は30分~1時間程度安静にします。ベッド上で安静にするため日帰り入院することもあります。
2週間程度で検査結果が出ます。

費用相場

産婦人科によって異なりますが、相場は約15万円です。
妊婦検診と違って羊水検査の場合は自治体から補助金が出ず、保険が適用されることもありません。

注意点

検査期間や費用は、検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師