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人工妊娠中絶とは

 更新日:2023/03/27

人工妊娠中絶とは

人工妊娠中絶とは、妊娠している状態の時に胎児を人工的に子宮の外へ排出させる治療法です。妊娠22週未満であれば行うことができ、日本では条件付きで人工妊娠中絶が認められています。「強制的もしくは暴力的などで抵抗できないまたは拒否できない状態での望まない妊娠をした場合」「妊娠が身体的もしくは経済的理由で、母体の健康に著しく影響を与えてしまうおそれがある場合」には、本人と配偶者の同意を得て行うことができます。配偶者が不明な場合は本人の意思のみで行うことも可能です。

メリット

・望まない出産を回避できる
・肉体的・精神的・経済的負担の軽減

デメリット/副作用

・母体への身体的・精神的なストレスが大きい
・施術後もしばらく出血や腹痛を伴う
・感染症や後遺症のリスクがあり、将来不妊症となるケースもある

治療期間

術前検査や術後検査を伴うため、1ヶ月程度。
その後、患者さんの状況に応じて低用量ピルなどのホルモン製剤を服用することがある。

費用相場

妊娠初期であれば10万円程度
中期、後期になると高額になり、30~50万円程度かかる場合もある

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師