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アブレージョン手術とは

 更新日:2023/03/27

アブレージョン手術とは

アブレーション手術とは、不整脈治療に用いられる手術です。カテーテルを不整脈の原因となっている心筋へ当てて焼灼することで、その部位での異常な電気刺激を通らなくさせることで、不整脈を起こらなくするという治療法をとります。カテーテル先端の温度は60度が最大となり、カテーテルを当てた部分にはやけどができます。
治療時は痛みを感じることが多いため、全身麻酔をしてから行われます。手術中は専用の装置を使い、レントゲン透視下で心臓の動きを観察しているので安心です。大きな問題がなければ、術後3時間で歩くこともできるようになります。

メリット

・治療が成功すれば不整脈の原因を根本的になくすことができる
・入院期間が短く、体の負担が少ない
・術後2週間はできることが限られるが、デスクワークなど負担のかからないことは退院後すぐに可能

デメリット/副作用

・手術の期間が複数回に及ぶことが多い
・費用が高い
・合併症が起こるリスクがある

治療期間

入院期間は平均3泊4日です。

費用相場

約150~250万円程度と非常に高額な費用がかかります。
保険適用や高額医療に対する還付制度によって、個人負担は少なくなります。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師