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【闘病】看護師なのに「バセドウ病」に気づけず… 日々痩せていくのも症状だった(2/2ページ)

 更新日:2025/06/30
【闘病】看護師なのに「バセドウ病」に気づけず… 日々痩せていくのも症状だった

一生付き合う病気だからこそ仲良くしていくことが大切

一生付き合う病気だからこそ仲良くしていくことが大切

編集部編集部

バセドウ病について意識していない人、病気を知らない人に伝えたいことはありますか?

押川 映子さん押川さん

女性の割合が高いバセドウ病ですが、男性でも私の身近に罹患した方がいました。この病気はイライラという症状もあり、場合によっては精神疾患と間違われることもあるので気を付けてほしいです。

編集部編集部

押川さんが医療従事者に期待すること、伝えたいことはありますか?

押川 映子さん押川さん

私自身も医療従事者ですが、今回自分の病気に気付けなかったことはとても悔やみました。受診先は発症から13年で転居もあったため、4箇所になりました。ですが、どの病院でもみなさんが丁寧に対応していただき、困った覚えはなく感謝しています。

編集部編集部

最後に本記事の読者向けにメッセージをお願いできますか?

押川 映子さん押川さん

私の経験しているバセドウ病は、寛解(病状が治まること)が見込めますが、再発も多い病気です。そのため、発覚から生涯にわたり仲良く付き合う必要があります。とはいえ、コントロールがしっかりつけば、日常生活に大きな支障はありません。このような病気はほかにもたくさんあります。目の前の人が目に見える障害や病気がなくても、辛そうにしていたら手を差し伸べるのが当たり前の世の中になってほしいと思っています。

編集部まとめ

バセドウ病には押川さんも行っている薬物療法、放射性ヨウ素内用療法、手術の3種類があるようです。それぞれのライフスタイル、キャリアに合わせて最良の選択をすることも重要です。罹患している方は病状のコントロールを意識し、無理のない生活を送るよう心掛けましょう。

なお、Medical DOCでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。

この記事の監修医師