【闘病】子宮頸がんは男性も無関係ではない「HPVワクチンをもっと知ってほしい」(2/2ページ)

現在は同じ悩みに寄り添う交流を

編集部
現在の体調や生活はどうですか?
AIさん
まだ尿意が鈍く、尿を出しきることが出来ません。くしゃみ、咳、走るなどをすると尿漏れをします。また常に便秘があります。それ以外は以前の生活と特に変わらず過ごしています。
編集部
心理面では落ち着きましたか?
AIさん
心理面も落ち着き、将来にも悲観的にならずにいられています。また、闘病記録として現在も継続してインスタグラムに投稿しています。同じ病の方から不安な気持ちのメッセージが届くので、自分の経験を踏まえて、気持ちに寄り添う交流を心がけています。
編集部
子宮頸がんを意識していない方へ、一言お願いします。
AIさん
性交渉で感染するため、男性にも関係があり、この病気と無関係の人はいないと思います。子宮頸がんを予防できるHPVワクチンもあるのです。自分や子供たちが将来悲しい思いをする前に、ワクチン接種をしてほしいし、その存在が広まってほしいですね。
編集部
医療関係者に伝えたいことはありますか?
AIさん
今回この大病を経験したことで、より尊敬の念が強まりました。本当に感謝しかありません。
編集部
最後に、読者に向けてのメッセージをお願いします。
AIさん
今生きているこの瞬間が奇跡で、当たり前の日々が何より尊いと思います。自分、そしてそばにいる人すべての命が尊いと理解しあう社会であってほしいですね。
編集部まとめ
今回は子宮頸部腺がんを経験されたAIさんにお話を伺いました。自分は大丈夫、と思わずに検査を受けることの重要性を伺いました。また、告知後は将来についての様々な不安が出てきます。SNSなどで同じ病気で悩む方との交流が、これら不安の解決に必要であると感じました。





