【闘病】突然「脳梗塞」で“救急搬送”… それも1日2回 『なんで私が?』(2/2ページ)

人生は何が起こるかわからないからこそ、色々なものを抱えながら生きている

編集部
Hanaさんは20代で多発性脳梗塞という珍しい闘病経験をされましたが、普段病気を意識せず過ごしている人に伝える言葉があるとしたら、どんなことを伝えますか?
Hanaさん
「見えないところでいろんな人が、いろんな人生を抱えて生きている」ということを知ってほしいです。私自身、20代で脳梗塞を発症するなど予想もしていませんでしたし、ましてや娘が小さいうちにこんなことが起こるなど考えもしませんでした。私の周りに同じような経験をした人は今のところいません。しかし、人生何が起こるかわかりませんし、いろんな出来事があるのだから、見えるものだけがすべてだと思わないことが大事です。
編集部
Hanaさんの闘病体験を通して、医療従事者に伝えたいこと、希望されることはありますか?
Hanaさん
「仕事のない日はしっかり休んで、自分自身の体も大事にしてください」と伝えたいです。私が入院している間、医師も看護師もみんな忙しなく動いていて、大変な仕事だと思って見ていました。私自身も保育士として子どもの世話をする仕事をしていましたから、患者のことだけでなく、自分自身のことも大切にしてほしいと思います。
編集部
ありがとうございます。最後に読者に向けてメッセージをお願いします。
Hanaさん
学生時代の友人たちがちょうど結婚や出産ラッシュなどで、キラキラした生活を送っているように見える時期に、私は脳梗塞になり、自分から連絡をする勇気が出ませんでした。ですが、今は病気になってから出会った人、出産してから出会った人を大切にし、病気になったことをお話しすることで自分の病気と向き合えるようになりました。私はこれからの未来に、もし誰にも話せず、病気のことで今も苦しんでいる人と出会ったなら、その苦しみを楽にできるよう背中を押してあげたいです。読者のみなさんも、少し寄り添って背中を押す手助けをしてもらえると嬉しいです。
なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
編集部まとめ
多発性脳梗塞は40代以上の中高年に多い傾向のある疾患で、発症には高血圧や生活習慣、感染症、遺伝など様々な要因が関係しているとされています。Hanaさんのように若い人でも稀に発症することはありますが、若さが理由で発見が遅れてしまうこともあります。発症から6時間以内が治療のゴールデンタイムとされていることから、体の麻痺や動きにくさなどの異常を感じたら、すぐに救急搬送を依頼することが大切です。


