【闘病】下がらない微熱の正体は「家族性地中海熱」 診断つくまでが長かった…(2/2ページ)

診断後の生活

編集部
現在の生活はどうですか?
としえさん
診断された当時は月1回の通院だったのが、現在は症状が落ち着いたため、2カ月に1回となっています。しかし、症状が落ち着いているからといって、体調がよいというわけではありません。ずっと微熱があり、現在は冬(取材時)なので少しは動けていますが、夏は暑くて動けないのです。常に疲れた感じがあり、生活は何とかおくれていますが、しんどい日が多くあります。家族と一緒に住んでいるので、なんとか生活はできています。1人だと生活できていなかったと思うので、家族には感謝しています。
編集部
季節によっても変わるのですね。
としえさん
そうです。夏でも冬でも、氷枕が手放せず、可能なかぎり氷枕で横になっています。夏などの暑い時期は、それに冷却シートも加えることがあります。夏場は氷枕や冷却シート、さらに冷却ローション、クールリング(首に巻いて使用する冷却グッズ)、扇子などが手放せないので大変です。できるだけ、クーラーのあるところに居るようにしています。
編集部
医療機関や医療従事者に望むことはありますか?
としえさん
「不明熱」という診断名で片付けないでほしいです。医学は日々進歩しているので、お忙しいとは思いますが、情報のアップデートもしていただけたらと思います。
編集部
最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。
としえさん
ちょっと体がつらいときは病院に行ってください。ドクターショッピングになってしまうかもしれませんが、必ず原因があるはずなので、諦めないでほしいです。世の中にはまだ一般的には知られていない難病や障害がたくさんありますが、今はネットで調べたり、SNSなどで情報収集したりできるので、そういうものも活用してみましょう。患者さんたちが賢くなっていける時代だと思っています。
編集部まとめ
長年続いた原因不明の微熱に悩まされながらも、諦めずに向き合い続けたとしえさん。診断がついたことで、ようやく自分の病気と向き合えるようになりました。「ちょっとでも体がつらいときは病院へ行ってほしい。何度病院を変えても、必ず原因があるので諦めないでほしい」と語るとしえさんの言葉には、同じように原因不明の症状に苦しむ人への強いメッセージが込められています。その想いが、少しでも多くの人に届きますように。
なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。




