バレずに目尻切開・目頭切開をするには? バレる原因や受けた方がいい人の特徴も医師が解説!

田中先生

目頭切開は、目頭にある蒙古ひだを取り除いて、目を内側に広げる施術です。その一方、目の外側の皮膚を切開して、目の横幅を広げる施術が目尻切開です。いずれの施術も目元の印象を大きく変えることができるため、目を大きく見せたい人の間で人気を集めています。

田中先生

「目が離れて見える人」「目の横幅が狭いと感じている人」「切れ長でシャープな印象にしたい人」などにおすすめです。ただし、顔全体のバランスが大切なので、骨格や目の形によっては別の方法を提案することもあります。

田中先生

例えば当院では、定規で目と目の位置を計測します。左目、目と目の間、右目の間が全て均等であるのが理想的なので、それよりも離れている場合には目頭切開をおすすめします。ただし、目頭の内側にもともと赤目の部分が見えている人は、それ以上目頭を切開すると不自然になるので、施術を推奨していません。

田中先生

目頭切開は目を内側に広げる施術なので、顔の中心部の変化が大きくなるのが特徴です。また、幼い目が大人っぽい印象になるため、人に変化を気づかれやすい傾向にあります。一方で、目尻切開は外側に広がりを出すので、さりげなく印象を変えるのに向いています。どのような目にしたいのかという希望にもよりますが、ナチュラルさを重視したい人は、目尻切開の方が他人に気づかれにくいかもしれません。

田中先生

目の横幅が広がることで、ぱっと見の印象は大きく変わりますし、満足度の高い施術と言えるでしょう。ただし、まぶたの厚みや眼瞼下垂の有無によっては、二重術やほかの施術と組み合わせる方が自然な仕上がりになることもあります。また、目は縦横のバランスが大事なので、例えば眼瞼下垂がある場合には横幅だけ広げても綺麗な目元にはなりません。これらの施術だけで目を大きく見せることができるかは個人の目元の状態によるので、詳しくは医師にご相談ください。

田中先生

術後に不自然な傷跡が残ったり、目元の印象が急激に変わりすぎたりすると、周囲の人に気づかれることがあります。特に目頭切開には多くの術式があり、なかにはバレやすいものもあります。また、切開の幅が広すぎると仕上がりが不自然な形になり、違和感が目立つこともあるでしょう。

田中先生

目頭切開の場合、もともと目と目の距離が近い人が施術をおこなうと、顔全体のバランスが悪くなってバレることもあるかもしれません。

田中先生

はい、あります。腫れや赤み、内出血などが長引くと、人に会ったときに「どうしたの？」と聞かれる原因になり得ます。そもそも目頭切開は、外から見える部分に糸を止めて処置するため、抜糸までの期間はどうしてもバレやすくなるでしょう。直近で大事な予定がある場合などは、ダウンタイムを考慮して施術は避けた方がいいかもしれません。一方、目尻切開は見えない部分で糸を止めるので、術後すぐにメガネをかけて出勤することもできます。

田中先生

目の左右差は、よくあるトラブルの1つです。もともとの骨格やまぶたの筋肉の差によって、術後に左右の開き具合が異なることがあるためです。本来であればそうしたトラブルを防ぐため、術前に丁寧にシミュレーションをする必要がありますが、なかにはこうしたプロセスを省略するクリニックもあります。その場合にはトラブルにつながることもあるので気をつけましょう。

田中先生

控えめなデザインにすることが一番のポイントです。劇的に変えようとせず、少しずつ印象を整えることを意識すれば、自然に仕上がります。また、傷の縫合が丁寧かどうかも重要なので、「施術の経験が豊富である」「口コミがいい」といったことに当てはまる医師を選ぶことも成功につながります。

田中先生

例えば当院では、施術後1年間のアフターケア料金があらかじめ料金に含まれており、 施術後1年間の再施術は無償でおこなっています。本来なら2mm目頭を切開したいところ、あえて1mmしか切らず、半年くらい経って周囲の人たちがその顔に慣れてきた頃、あと1mmを切るという場合もあります。一気に大きな変化を求めると周りの人にバレやすいので、このように複数回に分けて施術をするのもおすすめです。

田中先生

冷やし過ぎないように注意しながら、腫れを抑えるケアをおこなうのが基本です。また、傷口に触れたり、強くこすったりするのはNGです。処方された軟膏をきちんと使い、紫外線からもしっかり保護しましょう。清潔を保ちつつ、安静に過ごすことで周囲にバレにくく、自然な仕上がりになります。

田中先生

はい。以前は「傷が塞がるまでは濡らさない」という考えが一般的でしたが、現在は手術した当日だけは濡らさないよう注意しつつも、翌日からは積極的に洗った方が傷の治りが早いという考えが普及しています。強くこすらないように気をつけながら、積極的に洗顔をしてください。

田中先生

傷口の付近のメイクは、基本的に抜糸が終わってからにしましょう。通常は5日～1週間経ったら抜糸をおこないます。ただし、アイラインやアイシャドウは様子を見ながら控えめにしましょう。術後しばらくは、目元を強調しすぎないナチュラルメイクをすることで周囲にバレにくくなるかもしれません。

田中先生

頭切開や目尻切開をした人のなかには、これまでアイラインやアイシャドウで目の形を強調するメイクをしていた人も多いかと思います。しかし、手術後に同じようなメイクを続けてしまうと、かえって目元が強調されすぎて不自然に見えてしまうことがあります。そのため、術後はこれまでのメイク方法を少し見直し、目元の魅力を引き立てつつも、やわらかく自然な印象を与えるナチュラルメイクへ移行することをおすすめします。

田中先生

自分の考えではこの方法が合っていると思っていても、じつはもっと別の方法が適している場合もあります。自分の希望をしっかり伝えたうえで、医師の提案にも耳を傾けることが大切です。例えば、目尻切開でしっかり結果を出したい人には骨膜固定をおこなう一方、自然さを重視するなら固定せずに切るだけという選択肢もあります。焦らずに1つのクリニックで決めることはせず、複数のクリニックで話を聞き、信頼できる医師を選ぶことが満足につながります。