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糖尿病予防レシピ:豆腐入り蒸し餃子

 更新日:2023/04/14

糖尿病の原因の一つである肥満を防ぐには、エネルギー摂取量を抑えなければなりません。肉や油はエネルギー量が多い食品なので、なるべく脂身の少ない部位を使ったり、油をあまり使わない調理法にしたりする必要があります。今回は、餃子のあんの一部を豆腐に置き換え、さらに蒸すことで通常の焼き餃子よりもエネルギー量を抑えました。豆腐が入ることでふわふわの食感になり、さらにお財布にもやさしいのでぜひ試してみてください。

端場 愛

監修管理栄養士
端場 愛(管理栄養士)

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安田女子大学家政学部管理栄養学科卒業。学生寮やクリニック、介護老人保健施設などで幅広い世代の栄養管理に従事。栄養と体の関係を多くの人に分かりやすく伝えるために、フリーランスのライターとして活動中。簡単かつ今よりちょっと健康になれるレシピ開発を得意とする。

【栄養価】

1人分:281kcal
たんぱく質:15.9g
脂質:9.4g
食物繊維:3g
糖質:33.3g
食塩:2.4g

【材料】

【2人分】
餃子の皮:14枚
豆腐:100g
豚肉ひき肉:70g
キャベツ:35g(小さめの葉っぱ1枚)
にら:10g(2束)
しょうが:小さじ1(5g)
片栗粉:小さじ1(3g)
オイスターソース:小さじ1(6g)
鶏がらスープの素:小さじ1/2(1.25g)
酒:小さじ1(6g)
塩こしょう:適量
キャベツ:80g(2枚程度)
水:大さじ3

作り方

① キャベツを細かいみじん切りにし、にらも細かく切っておく。

② ボウルに豚ひき肉と塩こしょうを入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。

※豚肉に含まれるビタミンB1は、糖質をエネルギーへ代謝するサポートをします

③ ②に豆腐を加え、なじむまでよく混ぜる。混ざったら調味料を加える。

※豆腐は血糖値が上がりにくいとされる低GI食品です

④ キャベツとにらを加えて、さらに混ぜる。

⑤ 餃子の皮に④の餡を乗せて、ふちに水をつけて包んでいく。

⑥ 耐熱皿にキャベツを敷き、その上に餃子を乗せて水を回しかけたら、ラップをして電子レンジ600Wで6分30秒加熱する。(1人前を加熱する際は4分程度で様子を見る)

※蒸して調理することで、余計な油分の摂取を防げます

端場さん

監修管理栄養士からのコメント:
端場 愛さん(管理栄養士)

一般的な焼き餃子7個分のカロリーが391kcalなので、約100kcalのエネルギーカットができます。蒸すことで余計な油を摂取しなくなるため、糖尿病の原因となる肥満を防ぐのに適しています。

この記事の監修管理栄養士