目次 -INDEX-

  1. Medical DOCTOP
  2. 医科TOP
  3. コラム(医科)
  4. 【闘病】耳が聴こえづらかったのは「多発性硬化症」のせいだった

【闘病】耳が聴こえづらかったのは「多発性硬化症」のせいだった(2/2ページ)

 更新日:2025/10/30
【闘病】耳が聴こえづらかったのは「多発性硬化症」のせいだった

ヘルプマークへの想い

ヘルプマークへの想い

編集部編集部

現在の体調や生活はどうですか?

よしえさんよしえさん

2年前に再発したのが今のところ最後で、多発性硬化症での不調や生活についての不便は、現時点で全くと言っていいほどありません。多発性硬化症の合併症なのか、そうでないのかは不明ですが、多発性硬化症の診断後に複数の病気( そのうち1つは指定難病のIgA腎症)を患い、それらの症状については今でも多々不調があります。

編集部編集部

医療機関や医療従事者に望むことはありますか?

よしえさんよしえさん

根治療法を見つけてほしいです。再発抑制剤を使用していても100%ではないので、「また同じようなことがあったら……」と、不安になります。

編集部編集部

最後に、読者に向けてのメッセージをお願いします。

よしえさんよしえさん

少しでも自分の体に異変を感じたら、すぐに病院へ行った方が良いです。私の場合、これでも診断が早かった方なのではないでしょうか。また、1つの病院に拘らず、ほかの病院へセカンドオピニオンとして行くのも良いと思います。また、皆さまにお願いがあります。私が診断を受けた15年前にはなかったのですが、今はヘルプマークがあります。外見からはわからない疾患や障害の方も付けています。電車やバスの中でヘルプマークを付けている方を見つけた際は、席を譲っていただけると助かります。

編集部まとめ

最初は「この病院では治療できない」から始まったよしえさんの闘病体験も、今振り返って「これが最善だった」と言えるのは、ネットでしっかり情報収集し、すぐに行動したからだと思います。そして、自分だけでなく、「ヘルプマーク」をつけた他の方達にまで配慮する優しさに心を打たれました。よしえさん、ありがとうございました。

この記事の監修医師