【闘病】セカンドオピニオンで発覚した子宮頸がん。止まらなかった不正出血(2/2ページ)

違和感があったらすぐ病院へ、セカンドオピニオンの検討も

編集部
ちょっと体調がおかしいかも、と思ったころの自分に声をかけることができたらどんな言葉をかけますか?
ふみかさん
約4カ月、計4回も同じ病院で同じ検査をして「何でもない」という結果だったのに、病院を変えて違う検査をしたら病気が判明したので、もうちょっと早めに「セカンドオピニオンした方が良いよ」って教えてあげたいです。そんな思いもあって、Instagramで病気のことを公表したんです。1つの病院で言われたことをすべて鵜呑みにしないで、自分の体は自分が守るって意識を持ってほしいです。
編集部
現在も定期検診は続いていますか?
ふみかさん
手術の後、約3カ月後に検査をして、そこで「がん細胞は消えてます」と言われてからは経過観察に入っています。
編集部
現在の体調はいかがですか?
ふみかさん
いまは薬も飲んでいませんし、仕事にも就けて、充実しています。後遺症などが多少あるので、完全に復調したとはいえませんが、以前の8割くらいの状態では動けています。
編集部
医療スタッフの方へ伝えたいことなどはありますか?
ふみかさん
食堂で語り合った、病棟の同じ病気の方々にも助けられましたが、担当してくれた医師や看護師の皆さんがとてもやさしくて、とても励まされました。スタッフのみなさんのおかげで治療が続けられました。
編集部
最後に、読者の方へのメッセージをお願いします。
ふみかさん
もし自分が何かの病気になったとしても、後ろ向きな考え方じゃなくて、明るい未来が来ることを信じてほしいです。病気を宣告されたときは絶望を感じましたが、いまこうやって元気に楽しく生活しています。あとは、ちょっとでも違和感を感じたらすぐに病院に行ってほしいですね。繰り返しになりますが、1つの病院で何もないと言われても症状が続く場合は、病院を変えることも検討してほしいと思います。
編集部まとめ
4回検査を受けて、何もないと言われると、自身でもそれで確定だと思い込んでしまいそうなところを、セカンドオピニオンを受けに行こうと決断できたのは、結果的に英断だったということでしょう。あらためて、セカンドオピニオンの大切さを思い知らされる体験談でした。




