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【闘病】最初の異変は足のしびれ。多発性硬化症で左目は見えなくても夢と生きる(2/2ページ)

 更新日:2025/06/16
【闘病記】最初の異変は足のしびれ。多発性硬化症で左目は見えなくても夢と生きる

皆んさんが適切な治療を受けられるように

皆んさんが適切な治療を受けられるように

編集部編集部

多発性硬化症による症状の改善、悪化を予防するために気をつけていることはありますか?

あすかさんあすかさん

神経難病患者であることを、できる限り自分に実感させないように生活しています。病は気からというように、気持ちが下がると体調がより悪くなると思うので。

編集部編集部

多発性硬化症を意識していない人に一言お願いします。

あすかさんあすかさん

多発性硬化症は神経難病ですが、適切な治療を受けていれば健常者と同じ生活が送れる病気です。ただ、私の場合は初期治療がスムーズにいかず、症状が悪化してしまったように思います。皆さんが適切な治療が受けられることを切に願っています。

編集部編集部

医療従事者に望むことはありますか?

あすかさんあすかさん

私たちは困っているから、異変を感じたから病院を受診するのです。検査で異常がないから、診察上異常がないからと、直ぐに「大丈夫です」と診察を終わらせるのではなく、改善策を一緒に考えて欲しいです。

編集部編集部

最後に、読者に向けてのメッセージをお願いします。

あすかさんあすかさん

誰しも病気と診断されると落ち込むものです。でも大丈夫。あなたの周りの人は皆あなたの応援者です。病は気から。諦めることなく、一緒に立ち向かいましょう。

編集部まとめ

病名を医師からハッキリ告げられると、どうしても「自分は病気なんだ」と弱気になってしまうもの。しかし多発性硬化症と診断されても、特別支援学校の教諭になるという夢を持ち、病気に立ち向かうあすかさんには力強さを感じました。またあすかさんの心の叫びである、セカンドオピニオンの重要性は、より多くの方に知ってほしいと感じました。納得できる治療を受けられるよう、自分のためにできることをする、という姿勢は誰もが持っておくべきでしょう。

この記事の監修医師