【闘病】リウマチと共生するバイオリニスト「演奏スタイルを変えるのは大変だった」(2/2ページ)

シムジアが奏功して痛みが軽くなった

編集部
現在の体調や生活などの様子について教えてください。
リウマチバイオリニストさん
現在も時々関節の痛みや腫れ、起きていられないほどぐったりする倦怠感があります。しかし、シムジアに変えてからは、関節の痛みがほとんどない日が多くなってきました。おかげで今までよりとても元気に、痛みに負けず、前向きに生きています。バイオリンは、どんな曲でも演奏できていますが、長時間のコンサートを痛みの心配なく弾き切れるようになりたいと思っています。
編集部
医療関係者に望むこと、伝えたいことはありますか?
リウマチバイオリニストさん
わからないこと、知らないことが多いといろいろ不安になりますので、治療について、また今後どのようなことが起きるかなど、これからも細かく色々教えてください。
編集部
最後に、読者に向けてのメッセージをお願いします。
リウマチバイオリニストさん
関節リウマチになったばかりの人は、不安かもしれませんが、理解してくれる人はたくさんいるし、お医者さんと一緒に頑張ってください。リウマチ以外の病気にも言えることですが、病気のためにいろいろ不便なことはあります。しかし、決して不幸とは限りません。心だけでも元気でいられるよう、心を穏やかにできる居心地のいい生活を送ってください。
編集部まとめ
今回は関節リウマチと闘うバイオリニストにお話を伺いました。バイオリン演奏は手先の器用さが求められますが、治療薬が効いているだけでなく、夢を持ち続けること、心から元気で過ごすことが生活の質を維持することに寄与していると感じました。





