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「我が子に受けさせたい治療」をすべての子どもたちへ。小児・障害者歯科の専門医が叶える、オーダーメイドの診療【北海道札幌市 札幌こどものはいしゃさん】

 公開日:2026/03/31

「我が子に受けさせたい治療」をすべての子どもたちへ。小児・障害者歯科の専門医が叶える、安心と信頼のクリニック
「我が子に受けさせたい治療」をすべての子どもたちへ。小児・障害者歯科の専門医が叶える、安心と信頼のクリニック

小児歯科は、ただむし歯を削って詰めるだけでなく、子どもの健やかな成長と口腔機能の正常な発達を支える、極めて重要な役割を担っているといわれています。北海道札幌市の「札幌こどものはいしゃさん」は、日本小児歯科学会小児歯科専門医および日本障害者歯科学会認定医である近藤有紀院長が「我が子に行いたい治療」をコンセプトに日々の診療にあたる歯科クリニックです。専門医ならではの見立てと、予定通りにはいかない子育ての現実を深く理解した懐の深い診療スタイルは、地域のみならず、遠方から通われる方もいらっしゃるとのことです。過去に治療を断られたことのあるお子さんや、発達に特性のあるお子さんたちが、将来的に「一般歯科」へ通えるようになるための「架け橋」としての役割も担う、札幌こどもの歯医者さん。近藤院長に、子どもの歯を守るための真髄と、保護者と共に歩むオーダーメイドの歯科医療について、じっくりとお話を伺いました。

Doctor’s Profile
近藤 有紀(こんどう ゆき)
札幌こどものはいしゃさん 院長

日本小児歯科学会 小児歯科専門医、日本障害者歯科学会認定医。大学附属病院や小児・障害者専門クリニックでの豊富な勤務経験を経て、北海道札幌市中央区に「札幌こどものはいしゃさん」を開院。自身も子育てを経験する母親であり「我が子に行いたい治療をすべてのお子さんへ提供する」という信念のもと、小児歯科から障害者歯科、0歳からの口腔機能ケア、不測の外傷対応など幅広く対応。専門医としての高度な知見と、子どもや保護者の現実に即した柔軟な対応を重んじ、一人ひとりに寄り添う診療を実践している歯科医師。

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「我が子に行いたい治療」を。専門医として子どもたちに真摯に向き合う理由

近藤院長が数ある歯科の分野から、あえて「小児歯科・障害者歯科」という専門分野に進まれた理由を教えてください。

歯科医師としてキャリアを歩む中で、自分自身の確固たる強みとなる「専門性」をしっかりと持ちたいと考えたのが最初のきっかけでした。また、私自身が元々子どもが大好きであったことや、小児歯科という繊細な分野においては、女性歯科医師ならではの柔らかい雰囲気や、きめ細やかな視点が活かせる場面が多いのではないかという思いもあり、この道を究める決意をしたのです。

「我が子に行いたい治療」を。専門医として子どもたちに真摯に向き合う理由

「我が子に行いたい治療」を。専門医として子どもたちに真摯に向き合う理由

クリニックのコンセプトである「我が子に行いたい治療をすべてのお子様へ」には、どのような医療哲学が込められているのでしょうか?

お子さんや保護者の方に治療の選択肢を提示する際、「自分の身内に受けてもらいたいと思える治療」をご提案することが、何よりの誠意であり、大きな安心感につながると信じているからです。 実際の診療において、複数の治療法がある中でどれを選ぶべきか迷われている保護者の方には「私だったら、子どもにはこちらの治療を選択します」とはっきりとお伝えするように心がけています。そうすることで、不安を抱えていた保護者の方も、不思議と納得して決断してくださることが多いのです。 もちろん、歯科医師としての「理想的なケアの形」はベースとして存在します。しかし、ご家庭での毎日の歯磨きや生活習慣など、そう簡単に理想通りにはいかない「現実」があることも深く理解しているつもりです。だからこそ、理想論を押し付けるのではなく、現実とのギャップを埋めながら治療を提供したいという強い思いが根底にあります。

泣いてもいい、あばれてもいい。一人ひとりの背景に合わせたオーダーメイドの診療

泣いてもいい、あばれてもいい。一人ひとりの背景に合わせたオーダーメイドの診療

「歯医者さんが怖くて泣いてしまう」「治療を断られた」というお子さんには、どのようにアプローチされていますか?

まず大前提として、「ここでは泣いてもいいんだよ」というスタンスで子どもたちを迎え入れています。そして、診療台に座れた、お口を少しでも開けられたなど、一つでも「できたこと」があれば、本人の目をしっかりと見て褒めることを徹底していますね。子どもたちが「また遊びに来たい」と思えるような、前向きな動機付けを大切にしています。 また、診療室を個室にすることなく、あえてほかのお子さんの様子が見えるような環境を作り「ここは怖くない場所なんだ」と視覚的に安心させる工夫もしています。子ども扱いしすぎるのではなく、まるで友達のように接しながら、年齢に応じた言葉で「なぜ治療が必要なのか」という現実をしっかりと話し、自ら治療に向かう勇気を引き出すよう努めています。

どうしても治療を嫌がってあばれてしまうお子さんの場合は、どのような対応をとられるのでしょうか?

重視しているのは、保護者の方とのコミュニケーションです。決まったマニュアルを押し付けるのではなく、保護者の方のご要望に合わせて完全にオーダーメイドで治療の進め方を決定しています。 例えば「絶対に押さえつけないで、何度通ってでも時間をかけて慣れさせてほしい」というご希望があればそのペースに合わせますし、逆に「何度も通院するのは負担なので、多少押さえてでも、早く治療を終わらせてほしい」という切実なご要望があれば、保護者の方の同意をしっかりと得た上で、安全を確保しながら抑制して治療を行うこともあります。その子を取り巻くご家庭の事情や背景を深く汲み取りながら、負担の少ない方法を柔軟に組み立てることが、小児歯科専門医の果たすべき役割だと考えています。

泣いてもいい、あばれてもいい。一人ひとりの背景に合わせたオーダーメイドの診療

発達の個性を受け入れ、将来的に「一般歯科」へ通えるようになるために

発達の個性を受け入れ、将来的に「一般歯科」へ通えるようになるために

日本障害者歯科学会の認定医として障害をお持ちのお子さんの診療も担当されていますが、発達に特性のあるお子さんの診療において重んじていることはありますか?

私は、発達障害や自閉スペクトラム症といった特性を「その子が持つ個性の一つ」として捉えるようにしています。重度の自閉症などで最初はパニックになってしまう子であっても、歯医者に通うことを生活の「ルーティン」として少しずつ組み込んでいくことで、徐々に環境に慣れ、スムーズに治療を受けられるようになるケースは数多く存在するからです。

それは、日々悩まれているご家族にとっても非常に心強いお話ですね。

ええ。障害のあるお子さんの治療において大切なのは、子ども本人へのケアはもちろんですが、それ以上に「保護者の方へベクトルを向けること」だと捉えています。日々大変な思いをしながら子育てをされているご家族の苦労を理解し、信頼関係を築くことを何よりも重視してきました。 そして、私どものクリニックが目指す最終的なゴールは、いつまでもここでお子さんを囲い込むことではありません。ここで少しずつトレーニングを積み、将来的にその子が成長した際、地域の「一般の歯科医院」へ当たり前のように通えるように育ててあげることです。それこそが、その子の豊かな未来へ向けた、小児歯科や障害者歯科を掲げる歯科医師としての「愛情」の形だと信じています。

発達の個性を受け入れ、将来的に「一般歯科」へ通えるようになるために

0歳からの口腔機能育成と、不測の外傷への対応力

 0歳からの口腔機能育成と、不測の外傷への対応力

子どものお口のケアについて、「0歳から」の受診を推奨されている理由を教えてください。

私は、赤ちゃんが生まれた「0歳」からのアプローチが重要だと考えています。歯が生え揃うのを待つのではなく、生える前からお口の機能を一つの単位として捉え、正しく育てていく必要があるからです。 例えば、離乳食の食べさせ方一つとっても、お口や舌の動きには明確な発達の段階が存在します。最初は上下の運動しかできない赤ちゃんが、次第に舌を左右に動かす機能を獲得していく過程をしっかりと観察し、一般的な年齢の目安ではなく、その子の実際の発達段階に応じた適切なアドバイスを行うのが専門医の役割です。近年はインターネット上に情報が溢れており、月齢だけで判断して焦ってしまう保護者の方も多いですが、専門家の視点で正しい知識を伝えながら「食べる機能」を育てることが、将来の美しい歯並びや全身の健康に直結してくるためです。

外遊びなどで不測のケガをした際の「外傷治療」も得意とされていると伺いました。

はい。子どもは転倒してお口を切ったり、前歯が折れたりといった予期せぬトラブルがつきものです。私は大学病院時代から外傷治療を数多く経験しており、専門分野として得意としておりますので、急なケガの際も慌てずにご相談いただければと思います。また、ボクシングやラグビーなどの激しい競技を行うお子さんに向けて、ケガを予防するためのスポーツマウスガードの作製などにも幅広く対応する体制を整えています。

 0歳からの口腔機能育成と、不測の外傷への対応力

子育て世帯を救う「予約なし」システムと、未来を見据えた予防ケア

子育て世帯を救う「予約なし」システムと、未来を見据えた予防ケア

「火曜日と金曜日の午前中は予約なしで受診可能」というシステムは、保護者にとって非常に画期的な試みだと感じます。

ありがとうございます。子育てをしていると、子どもの機嫌が急に悪くなったり、出がけにトラブルが起きたりと、予定通りに家を出られないことが日常茶飯事です。「予約の時間に遅れてしまう」と焦る保護者の方の精神的なプレッシャーを少しでも減らしたいという思いから、このシステムを導入するに至りました。もちろん、混雑状況によっては15分程度の待ち時間が発生することはありますが、時間を気にせず「行けるタイミングでふらっと受診できる」ので、便利だと思います。

子育て世帯を救う「予約なし」システムと、未来を見据えた予防ケア

最後に、子どもの歯のケアに悩む保護者の方へメッセージをお願いします。

万が一、お子さんがむし歯になってしまっても、保護者の方がご自身を責める必要は全くありません。むし歯になる環境や背景はご家庭ごとに様々だからです。大切なのは「何もしないで放置した場合の未来」を想像し「今」をしっかりと受け止め、これ以上悪化させないためにどうすべきかを一緒に考えていくことなのです。当院では、お子さんへの歯磨き指導はもちろん、保護者の方への正しい仕上げ磨きの方法もしっかりとお伝えし、最大限のアドバイスをお約束いたします。専門医としての知識と技術で、大切なお子さんの健やかな成長をご家族と共に全力でサポートしていくので、お気軽にお越しください。

編集部まとめ

「我が子に行いたい治療」というブレない信念のもと、子どもたちの口腔機能の育成から、発達に特性を持つ子どもたちの自立支援までを包括的に担う、札幌こどものはいしゃさん。 今回の取材で印象的だったのは、理想だけを語るのではなく、子育てのリアルな現実を深く理解し「親の焦りや不安」を丸ごと受け止めてくれる近藤院長の包容力でした。「予約なし受診」の導入や「むし歯になっても責めない」というスタンスは、孤独になりがちな子育て世帯にとってどれほど救いになることでしょう。 子どもの歯医者嫌いで悩んでいる方や、専門的なケアを必要としている方は、札幌こどものはいしゃさんへ、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

札幌こどものはいしゃさん

医院名

札幌こどものはいしゃさん

診療内容

小児歯科 予防治療 矯正治療 など

所在地

北海道札幌市中央区北3条東6丁目356-1
カーサオリゾンテ1F

アクセス

札幌市営地下鉄東西線「バスセンター前」駅8番出口より徒歩10分
JR千歳線・JR函館本線「苗穂」駅より徒歩12分
バス「サッポロファクトリー」バス停留所より徒歩5分

この記事の監修歯科医師