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決め手は丁寧なコンサル。豊富な経験と自信、ともに備えた歯科医師が行うインプラント治療【横浜市港南区 医療法人社団翔晃会 港南台NEXUS DENTAL CLINIC】

 更新日:2023/03/27

決め手は丁寧なコンサル。豊富な経験と自信、ともに備えた歯科医師が行うインプラント治療【横浜市港南区 医療法人社団翔晃会 港南台NEXUS DENTAL CLINIC】
決め手は丁寧なコンサル。豊富な経験と自信、ともに備えた歯科医師が行うインプラント治療【横浜市港南区 医療法人社団翔晃会 港南台NEXUS DENTAL CLINIC】

JR根岸線港南台駅から徒歩約8分。「港南台NEXUS DENTAL CLINIC」は、団地や戸建て住宅の広がる住宅街の大通りに面する歯科医院だ。理事長は、以前勤務していた歯科医院での豊富な経験値を持つインプラントや歯周病の専門医。お口のチェックをし、すべてを見越して、ダメな部分は「ダメ」とはっきり言い渡す正直さと丁寧なコンサルティングが、将来も安心な治療へとつながる。同クリニックのインプラント治療について、伊澤理事長に伺った。

Doctor’s Profile
港南台NEXUS DENTAL CLINIC
理事長 伊澤 晃(いざわ あきら)

2006年、鶴見大学歯学部を卒業後、医療法人審美会鶴見歯科医院に就業。2010年、日本臨床歯科学会(SJCD)にてベーシックコースを受講。新しい歯科技術を学ぶ。2012年 、オアフ島にあるハワイ大学医学部-ジョン・A・バーンズ(University of Hawaii John A. Burns School of Medicine)に短期留学。インプラントについて知識とスキルを高め、翌年の2013年、南カルフォルニア大学(U.S.C)にてインプラント及び口腔外科を学ぶ(短期留学)。2017年、「港南台NEXUS DENTAL CLINIC」を 開業し、2019年に 医療法人社団翔晃会設立。
所属学会と認定資格は、日本口腔インプラント学会、日本補綴学会、日本歯周病学会認定医、日本顎咬合学会認定医、厚生労働省臨床研修指導医、鶴見大学歯周病学講座専科。

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顎の骨の状態や術後にケアできるかなど、インプラントにはハードルも!

インプラントが一般的な治療法として認知されてずいぶん経ちました。メリットの多い治療法であることは理解できますが、インプラントを躊躇する患者さんはまだ多いのでしょうか?

もちろん、インプラントをおすすめしても躊躇、もしくは拒否される患者さんもいれば、こちらがすすめる前からインプラントを希望されて、「積極的に治療を受けたい」とおっしゃる方もいます。当クリニックの患者さんは高齢者でも比較的歯が多く残っている方が多いので、ブリッジにされるケースも少なくありません。インプラントを躊躇する方は、インプラント自体に問題がなくても、高額な点がネックになることが多いのも事実です。

顎の骨の状態や術後にケアできるかなど、インプラントにはハードルも!

ちなみに、インプラントは何歳くらいから可能で、何歳ぐらいまで施術できるのでしょうか?

上下ともに、骨の成長が終わっていれば治療は可能です。若い方の場合、事故やケガで歯が折れたりしたときにインプラントを入れるケースが希に発生するくらいです。ただ、インプラントを入れたからといって万能ではないので、その頃から「しっかりお口のお手入れはしましょう」と話をしています。
また、上は80歳の方に入れた経験があり、上下すべて施術して、その方が施設に入った93歳まではインプラントはしっかりもっていました。ただし、高齢者の場合、施術後のお手入れがしっかりできるかどうか、認知症やほかの疾患があるかどうかなどの条件が厳しくなってくるので、インプラント治療は要相談ですね。

すると、インプラント希望の患者さんの中には、不向きな方もいるということですか?

はい。当然、どなたでもOKというわけではありません。先ほども言ったように、インプラントは効果的ではありますが、万能ではないので、おすすめできないケースもあります。たとえば、重度の歯周病で歯を失い、すでに顎の骨が薄くなっていて、インプラントを埋められないような場合です。そんなケースについては、骨造成をしなければならず、かなり大がかりなことになるのは否定できません。
それと、歯を失う原因の歯周病になるくらいなので、普段からお手入れがちゃんとできていなかったことが考えられます。患者さんがインプラントの施術後もハミガキなどをちゃんと実行できるかどうかは、私たち歯科医はお口を見れば確信を持って想像できます。
ですから私は、あまりおすすめできない患者さんには、最初にはっきり「不向きです」と進言します。そうしないと、インプラントが無駄になる可能性すら出てきます。

顎の骨の状態や術後にケアできるかなど、インプラントにはハードルも!

では、そのような患者さんにはどのように対応されるのでしょうか?

そういう患者さんには、まずは入れ歯やブリッジの可能性を探り、よければそちらを実施するよう手段を整えることもあります。その後、インプラントで治療するという可能性は十分残されていますからね。

将来自分の口をどうしたいか、お手入れの励行を守れるかがポイント

将来自分の口をどうしたいか、お手入れの励行を守れるかがポイント

では、インプラント治療の基本的な流れはどうなっていますか?

患者さんによってケースバイケースですが、まずインプラントが可能かどうかの判断をするために、CT検査を行います。そこでもしNG、もしくは手術が大がかりになりそうだという判断が下ったら、ありのままを患者さんに説明し、状況次第ではインプラント以外の方法も提案します。
次に、検査の結果を含め、残歯が多いか、インプラントを何本入れるのかなど患者さんのお口の状況に応じて、カウンセリングを実施します。ここで時間をかけて、手術の内容やリスク、治療期間、費用、またほかの選択肢を行う場合などインプラント治療に関するすべての説明をします。治療に問題ない状態であれば、その次の回でインプラント埋入手術を行います。
その後は、歯肉の回復期間を経て、歯冠をかぶせる施術となります。一連の治療が終わるのは、人によりますが、基本的に3ヶ月くらいです。骨造成をしている場合は半年くらいかかるケースもあります。
インプラント関係の治療がすべて終わったら、いわゆるメンテナンス(クリーニング)の期間に入り、以後ずっと通い続けていただきます。メンテナンスのインターバルは、多くは1カ月から3カ月です。

先生はカウンセリングを特に重視されるそうですが、そのポイントはどんな点でしょうか?

ポイントは大きく2つあります。まず、インプラントにするかどうかを患者さん自身で決めてもらうこと。その判断を可能にするために、主治医としてとことん説明します。基本は、5年後、10年後、20年後に患者さん自身が自分のお口をどうしたいか、という想定の話です。
たいていの患者さんはそんな先のことまで考えていない場合が多いので、「将来、健康なお口で食べ物をおいしく食べられる状態でいたいかどうか」という私の質問に戸惑いながらも、リスクや費用なども含め、説明を聞いて納得したら決断していただきます。
ただし、インプラントは一生ものではありません。ですから耐用年数を考えて、ケースに応じていまインプラントなのかブリッジなのか5年後10年後のことを考えて代案も一緒に提案し、考えてもらいます。
また、「手術が怖い」「痛みは避けたい」など、インプラント特有の問題点についても、偽ることなく実態と対策をお話しします。ですから、患者さんもかえって覚悟ができるようです。

インプラントは一生ものではないのですね。それで、もう一つのポイントは何でしょうか?

それは「施術後にきちんとお手入れができるかどうか」という点です。インプラントに限らず、お口の健康は普段のお手入れによって成り立つものなので、それはもう必須条件です。
私は歯周病学会認定医でもあり、そこはうるさいくらいに念押しします。一度入れたインプラントインプラント周囲炎などで無駄にならないように、むしろ施術後のお手入れが大事だということを説明します。それを約束していただいた上で、手術の話に進みます。

将来自分の口をどうしたいか、お手入れの励行を守れるかがポイント

重要な治療は、患者と歯科医師のハッピーな信頼関係が築けてこそ

重要な治療は、患者と歯科医師のハッピーな信頼関係が築けてこそ

いろいろ忌憚なくお話しするのですね。患者さんは理解されますか?

患者さんへの説明は徹底的に行うことにしています。緊張しているせいなのか、慣れない話だからか、何回説明しても忘れてしまう患者さんも少なくないので、説明だけは「詳細に」「わかりやすく」、そして「正直に」を心がけています。
患者さんにすべてをお話しして、ともに考える姿勢を大切にしています。ですからお互いに納得できない場合には、当院ではインプラントを実施しないことに至るケースもごく希にあるのは事実です。逆に、大変感謝されて、「長年のかかりつけ医に」と希望されるのもそんなところからでしょう。

重要な治療は、患者と歯科医師のハッピーな信頼関係が築けてこそ

先生のポリシーが見えてきた気がします。インプラント治療を行う歯科クリニックの理事長として大切にしていることは何でしょうか?

やはり「患者さんのためになることを第一に」ということになりますね。いいことだけ言ってインプラント治療を行うような事はありませんし、そんなことをしても、その後の結果が患者さんのためにならないことは目に見えています。ですから、正直に話すしかないのです。
大切なお金を費やして施術しても、5年しか持たなかったとしたら、きっと歯医者に文句の一つも言いたくなるのが人情でしょう。それを理解した上で、プロフェッショナルとして施術の最終的な責任を取るためにも、無理強いや独りよがりな治療はしません。そうやってお互いの信頼関係をこわしたくないというのが私の本意です。
患者さんも、そして歯科医の私も、ハッピーでいたい。そのためには、インプラントを必要な治療として適材適所的に行うことを両者が話し合い、納得し、それではじめて治療に踏み切るべきだと考えます。

最後に、インプラントにしようかどうか迷っている患者さんや、このサイトを見ている読者の方へのメッセージをお願いします。

インプラント治療については、以前勤務していた歯科医院で得た豊富な経験があります。ほかには、補綴(むし歯など)治療も得意としています。
開業以来、最初の2年ほどはがむしゃらにやっていましたが、いまは適度に脱力しながら(=ムリな力を入れず)、自分のペースで1日に適度な数の患者さんの診療に当たっています。それがかえって患者さんにも余裕のある印象を与えるようです。
インプラントは治療の面でも費用の面でも、税込み35万円(上部構造含む)と決して小さなものではありません。担当の歯科医師とじっくり話し合って決めないことには、「後悔先に立たず」になってしまうかもしれません。私のように、いい意味で何でも話し合える歯科医師との出会いを大切にしていただきたいと思います。

編集部まとめ

照れ隠しもあってか、ちょっと斜に構えた発言をする伊澤晃先生。でも、インプラントおよび一般歯科の治療に関しては実際にかなりの経験があり、また自信を持たれている印象でした。そして、とても正直。患者さんの身になったら、「OK」とか「ダメ」とか、よくも悪くもウソ偽りなく話してくれたほうがうれしいはず。実際に施術を受けてお金を払うのは患者さんなのですから。正直に接することこそ、患者さんとの信頼関係のポイントだと考える伊澤先生は、歯科医が持つべき技術と誠意が揃った、本当の意味での患者さんファーストな先生といえるでしょう。

医療法人社団翔晃会 港南台NEXUS DENTAL CLINIC

医院名

港南台NEXUS DENTAL CLINIC

診療内容

インプラント 歯周病治療 口腔外科治療 など

所在地

神奈川県横浜市港南区港南台5-8-17

アクセス

JR京浜東北線・JR根岸線「港南台」駅より徒歩8分
JR東海道本線「大船」駅より車で17分
横浜市営地下鉄ブルーライン「上永谷」駅より車で10分
横浜市営地下鉄ブルーライン「上大岡」駅より車で10分

この記事の監修歯科医師