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【驚き】カレーや冷凍食品にも!? 知らずに食べているトランス脂肪酸「5つの意外な抜け穴」

 公開日:2026/04/07
トランス脂肪酸を多く含む食品

日常生活でトランス脂肪酸を避けるためには、どのような食品に多く含まれているのかを知ることが重要です。マーガリンやショートニングといった加工油脂が主要な供給源となっており、これらを使用したパンや焼き菓子、揚げ物などに含まれています。ファストフードやスナック菓子、冷凍食品など、加工の程度が高い食品ほど含有量が多くなる傾向があります。具体的な食品名を把握し、摂取頻度を意識することが健康管理の第一歩となります。

武井 香七

監修管理栄養士
武井 香七(管理栄養士)

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帝京平成大学健康メディカル学部健康栄養学科卒業 横浜未来ヘルスケアシステム、戸塚共立第一病院3年7ヶ月勤務 株式会社コノヒカラ、障がい者グループホーム半年勤務 その後フリーランスを経て株式会社Wellness leadを設立。栄養士事業と健康事業を行なっている。

保有免許・資格
管理栄養士資格

トランス脂肪酸を多く含む食品

日常生活でトランス脂肪酸を避けるためには、どのような食品に多く含まれているのかを知ることが重要です。加工の程度が高い食品ほど含有量が多い傾向があります。

マーガリンとショートニング

マーガリンとショートニングは、トランス脂肪酸の主要な供給源として知られています。植物油に水素を添加して固形化する製造過程で、大量のトランス脂肪酸が生成されます。マーガリンは家庭でパンに塗ったり料理に使用したりする機会が多く、知らず知らずのうちに摂取しているケースが少なくありません。ショートニングは主に業務用として使用され、パン、ケーキ、クッキーなどの焼き菓子やパイ生地の製造に広く用いられています。食感をサクサクさせたり、生地を扱いやすくしたりする目的で使われますが、その分トランス脂肪酸の含有量も高くなります。近年は製造技術の改良により、トランス脂肪酸を低減した製品も増えていますが、従来型の製品にはまだ多く残っています。

揚げ物と加工食品

揚げ物にもトランス脂肪酸が含まれることがあります。特に、業務用の揚げ油として部分水素添加油が使用されている場合、揚げる過程でトランス脂肪酸が食品に移行します。ファストフードのフライドポテトやフライドチキン、ドーナツなどは、揚げ油として部分水素添加油が使用され手いる場合で、継続的に高温で加熱される油を使用していたら、トランス脂肪酸の含有量が高くなる傾向があります。また、スナック菓子、クラッカー、インスタント麺、冷凍食品なども注意が必要です。これらの加工食品には、保存性や食感を向上させるためにショートニングやマーガリンが使用されていることが多く、原材料表示を確認することが大切です。レトルトカレーやスープ、パン粉をまぶした冷凍コロッケなど、一見気づきにくい食品にも含まれている場合があります。

まとめ

トランス脂肪酸は「食べるプラスチック」という強烈な表現で語られることがありますが、化学的にはまったく異なる物質です。しかし、健康への悪影響は科学的に証明されており、特に心血管疾患のリスクを高めることが明らかになっています。日本人の平均摂取量は国際基準を下回っていますが、加工食品を頻繁に摂取する方は注意が必要です。原材料表示を確認し、ショートニングなどの加工油脂を多く含む食品を避けること、揚げ物の頻度を減らすこと、そして良質な脂質を含む食材を積極的に取り入れることが、健康維持につながります。過度に不安になるのではなく、正しい知識に基づいて日々の食選択を見直していきましょう。気になる症状がある場合や、食生活の改善について相談したい場合は、医療機関や管理栄養士に相談することをおすすめします。

この記事の監修管理栄養士

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