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「低血圧」の要因を徹底解明!体質的・遺伝的な側面と日常生活に潜む原因とは

 公開日:2026/03/24
「低血圧」の要因を徹底解明!体質的・遺伝的な側面と日常生活に潜む原因とは

低血圧が生じる背景には、体質的な要因から生活習慣、環境的な要因まで、さまざまな原因が複雑に絡み合っています。遺伝的な傾向や体型、自律神経の働きといった体質的な要素に加え、不規則な生活リズムや運動不足、食生活の乱れなども低血圧を引き起こす要因となります。原因を正しく理解することで、自分に合った適切な改善策を見つける手がかりとなるでしょう。

中路 幸之助

監修医師
中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター)

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1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。

低血圧の主な原因

低血圧が生じる背景には、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。原因を理解することで、適切な対処法を選択する手がかりとなるでしょう。

体質的・遺伝的な要因

低血圧は体質的な傾向が強く、遺伝的な要素も関係していると考えられています。両親や兄弟姉妹に低血圧の方がいる場合、自分も低血圧になりやすい可能性があります。ただし、遺伝だけで決まるわけではなく、生活習慣や環境要因も大きく影響します。
体型も低血圧と関連があります。痩せ型の方や筋肉量が少ない方は、血液を心臓に戻すポンプ作用が弱くなりやすく、血圧が低くなる傾向があります。特に下半身の筋肉量が少ないと、重力によって下半身に溜まった血液を上半身に送り返す力が不足し、起立性低血圧のリスクが高まります。
自律神経の働きも低血圧に深く関わっています。自律神経は血圧を適切に調整する役割を担っていますが、その機能が生まれつき弱い方や、ストレスなどで自律神経のバランスが崩れている方は、血圧の調節がうまくいかず、低血圧状態が続くことがあります。

生活習慣と環境的な原因

不規則な生活リズムは、低血圧を悪化させる大きな要因です。睡眠不足や夜更かしが続くと、自律神経のバランスが乱れ、血圧の調節機能が低下します。また、運動不足も筋肉量の減少や心肺機能の低下を招き、血液循環が悪くなる原因となります。
食生活の乱れも見過ごせません。栄養バランスが偏った食事や、極端な減量、朝食抜きの習慣などは、低血圧を引き起こしたり悪化させたりする可能性があります。特に塩分摂取が極端に少ない場合、血液量が減少し、血圧が低下することがあります。
脱水状態も低血圧の原因となります。水分摂取が不足すると血液量が減り、血圧が低下します。夏場の暑い時期や、激しい運動後、発熱時などは特に注意が必要です。また、過度なストレスや精神的な緊張状態が続くことも、自律神経に影響を与え、血圧の不安定さにつながることがあります。

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