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「フルーツの脂質」はほぼゼロ?アボカドを“太る毒”にしないための量とは

 公開日:2026/02/21
「フルーツの脂質」はほぼゼロ?アボカドを“太る毒”にしないための量とは

ほとんどのフルーツは脂質含有量が非常に少なく、100gあたり0.1〜0.3g程度です。しかし、アボカドやココナッツなど一部のフルーツには脂質が多く含まれており、その性質も異なります。アボカドに含まれる一価不飽和脂肪酸は心血管系の健康に良い影響を与えるとされています。脂質の種類と量を理解することで、食事計画に役立てることができます。

武井 香七

監修管理栄養士
武井 香七(管理栄養士)

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帝京平成大学健康メディカル学部健康栄養学科卒業 横浜未来ヘルスケアシステム、戸塚共立第一病院3年7ヶ月勤務 株式会社コノヒカラ、障がい者グループホーム半年勤務 その後フリーランスを経て株式会社Wellness leadを設立。栄養士事業と健康事業を行なっている。

保有免許・資格
管理栄養士資格

脂質含有量とフルーツの種類による違い

ほとんどのフルーツは脂質含有量が非常に少なく、100gあたり0.1〜0.3g程度です。しかし、アボカドやココナッツなど一部のフルーツには脂質が多く含まれており、その性質も異なります。脂質の種類と量を理解することで、食事計画に役立てることができます。

アボカドの脂質組成と健康効果

アボカドは100gあたり約15gの脂質を含み、その大部分は一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸です。オレイン酸は悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減少させ、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を維持する働きがあるとされています。

また、アボカドにはビタミンEやカリウム、食物繊維も豊富に含まれており、栄養価の高い食品です。脂質が多いためカロリーは高めですが、少量でも満足感が得られやすく、サラダやサンドイッチに加えることで食事の栄養バランスを向上させることができます。

ただし、カロリーが高いため、摂取量には注意が必要です。1日の摂取量は1/4〜1/2個程度を目安とし、食事全体のカロリーと脂質のバランスを考慮することが推奨されます。エネルギー消費量や体重管理の目標に応じて、適切な量を調整することが大切です。

低脂質フルーツの利点

リンゴ、オレンジ、イチゴ、バナナなどの一般的なフルーツは、脂質がほとんど含まれていません。そのため、脂質制限を行っている方や、低脂肪食を心がけている方に適しています。これらのフルーツは、エネルギー源としての糖質とビタミン、ミネラルを効率的に摂取できます。

低脂質のフルーツは消化吸収が早いため、運動前のエネルギー補給や、食欲が低下しているときの栄養補給に適しています。また、脂質による胃もたれの心配が少ないため、胃腸の調子が優れないときにも取り入れやすいでしょう。

ただし、脂質は脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割もあるため、フルーツと一緒に少量のナッツやヨーグルトを摂取することで、栄養素の吸収効率を高めることができます。食事全体での栄養バランスを考えながら、フルーツを取り入れることが重要です。

まとめ

フルーツは自然の恵みとして、多くの栄養素と健康効果をもたらしてくれる食品です。適切な種類と量を選び、生のまま食べることでビタミンやミネラル、食物繊維、抗酸化物質を効率的に摂取できます。ダイエットや肥満予防、糖尿病管理においても、フルーツは重要な役割を果たします。ただし、個々の健康状態や目標に応じて、摂取方法を調整することが必要です。気になる症状がある方や、持病をお持ちの方は、かかりつけ医や管理栄養士に相談し、自分に適したフルーツの取り入れ方を確認することをおすすめします。日々の食事にフルーツを上手に活用し、健やかな生活を送りましょう。

この記事の監修管理栄養士

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