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熟睡のために知っておきたい「お酒の適量」とは?個人差や休肝日の目安を医師が解説

 公開日:2026/02/26
熟睡のために知っておきたい「お酒の適量」とは?個人差や休肝日の目安を医師が解説

お酒と上手に付き合うためには、飲酒のタイミングと量をコントロールすることが大切です。睡眠への影響を抑えながら、お酒を楽しむための具体的な方法があります。飲酒量の目安は個人差が大きく、体格や代謝能力、性別によって異なります。ここでは、睡眠の質を守りながらお酒を楽しむための適切な飲酒量と、寝酒の代わりとなるリラックス方法についてご紹介します。

伊藤 有毅

監修医師
伊藤 有毅(柏メンタルクリニック)

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専門領域分類
精神科(心療内科),精神神経科,心療内科。
保有免許・資格
医師免許、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医

適切な飲酒との付き合い方

お酒と上手に付き合うためには、飲酒のタイミングと量をコントロールすることが大切です。睡眠への影響を抑えるための具体的な方法について考えていきます。

飲酒量の目安と個人差

適正な飲酒量は個人差が大きく、体格や代謝能力、性別によって異なります。一般的に、1日あたりの純アルコール量として男性で20g程度、女性でその半分から3分の2程度が目安とされています。これはビールなら中瓶1本、日本酒なら1合、ワインならグラス2杯程度に相当します。
しかし、睡眠のことを考えると、この量でも人によっては影響が出ることがあります。特に高齢の方やアルコール代謝能力が低い方は、より少ない量でも睡眠の質が低下する可能性があります。自分の身体の反応をよく観察し、翌朝の目覚めや日中の体調を指標に、ぴったりな量を見極めることが重要です。
週に2日は休肝日を設けることも推奨されています。肝臓の負担を軽減するだけでなく、アルコールへの依存を防ぐ意味もあります。休肝日を設定することで、お酒なしでも眠れる状態を維持することができます。
寝酒の代わりとなるリラックス方法を見つけることも有効です。温かいハーブティーを飲む、軽いストレッチをする、好きな音楽を聴くなど、アルコール以外で心身を落ち着かせる習慣を取り入れることで、お酒に頼らない入眠パターンを作ることができます。ノンアルコール飲料を活用することも一つの方法ですが、商品によっては微量のアルコールを含むものもあるため、表示を確認することが必要です。

まとめ

夜眠れない悩みには、さまざまな原因が複雑に絡み合っています。お酒は一時的に入眠を早めるものの、睡眠の質を低下させる側面があります。カフェインは覚醒作用により入眠を妨げ、ブルーライトはメラトニンの分泌を抑制します。一方、適切な入浴は体温リズムを整え、自然な眠気を促す効果があります。これらの要素を理解し、生活習慣を見直すことが睡眠改善の第一歩となります。改善しても症状が続く場合は、専門医に相談し、適切な治療を受けることが大切です。

この記事の監修医師

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