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目のかゆみを軽減する日常のセルフケア

 公開日:2026/03/19
目のかゆみを軽減する日常のセルフケア

目の症状に対しても、日常生活での適切な対策により症状を軽減できる可能性があります。花粉症用の眼鏡やゴーグルの着用、コンタクトレンズ使用時の注意点など、目に花粉を入れないための工夫をご紹介します。目を冷やす方法や洗眼液の効果的な使用法についても詳しく解説します。

水上 真美子

監修医師
水上 真美子(医師)

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【経歴】
平成10年 東邦大学医学部 卒業
平成10年 東邦大学医学部付属大森病院 第一耳鼻咽喉科 入局
平成13年 東邦大学医学部付属大森病院 第一耳鼻咽喉科 助手
平成16年 国際親善総合病院 耳鼻咽喉科 医長
平成18年 東邦大学医学部付属大森病院 耳鼻咽喉科 助教
平成23年 東邦大学医療センター大森病院 耳鼻咽喉科 医局長
平成23年 医学博士号取得
平成27年 耳鼻咽喉科専門研修指導医
平成28年 東邦大学医療センター大森病院 耳鼻咽喉科 客員講師
平成29年 田園調布耳鼻咽喉科医院(東京都大田区) 管理医師

【専門・資格・所属】
医学博士
日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医・耳鼻咽喉科指導医
補聴器相談医
補聴器適合判定医
身体障害者福祉法第15条指定医

目のかゆみを軽減する日常のセルフケア

目の症状に対しても、日常生活での適切な対策により症状を軽減できる可能性があります。鼻の症状と同様に、花粉への曝露を減らすことが基本となります。

目に花粉を入れないための工夫

外出時には花粉症用の眼鏡やゴーグルの着用が効果的です。通常の眼鏡でも一定の防御効果はありますが、側面にカバーがついた花粉症専用のものを使用すると、花粉の侵入をより効果的に防げる可能性があります。最近では、デザイン性の高い花粉症用眼鏡も多く販売されており、日常使いしやすくなっています。
コンタクトレンズ使用者は、花粉の時期だけでも眼鏡に切り替えることを検討しましょう。レンズに花粉が付着すると、角膜と花粉が長時間接触することになり、症状が悪化しやすくなります。どうしてもコンタクトレンズを使用する必要がある場合は、1日使い捨てタイプを選び、毎日新しいレンズを使用することで、レンズに蓄積する花粉やアレルゲンを抑えられます。帰宅後は、すぐに洗顔して目の周りに付着した花粉を洗い流すことが重要です。洗顔の際は、目の周りを優しく洗い、こすりすぎないよう注意しましょう。

目を冷やす・洗う適切な方法

かゆみや充血がある場合、目を冷やすことで症状を和らげることができる場合があります。清潔なタオルを冷水で濡らし、軽く絞ってまぶたの上に置きます。冷たすぎる水や氷を直接当てることは避け、心地よいと感じる程度の冷たさにしましょう。人工涙液や洗眼液で目を洗うことも効果的とされています。
人工涙液は防腐剤が含まれていない使い切りタイプが目に優しく、1日に数回点眼できます。市販の洗眼液を使用する場合は、カップを清潔に保ち、使用後はよく洗って乾燥させることが重要です。ただし、洗眼のしすぎは目の表面を保護している涙液層を洗い流してしまう可能性があるため、1日2回から3回程度に留めましょう。水道水で直接目を洗うことは、塩素などの刺激物質が含まれるため推奨されません。目をこすりたくなったときは、清潔なティッシュやガーゼで軽く押さえる程度にとどめ、強くこすらないよう意識することが大切です。

まとめ

花粉症は多くの方が経験する身近なアレルギー疾患ですが、適切な知識と対策により、症状を大幅に軽減することが期待できます。鼻水や目のかゆみといった症状は生活の質に直接影響するため、早めの対処が重要となります。市販薬でのセルフケアも有効ですが、症状が改善しない場合や日常生活に支障がある場合は、耳鼻咽喉科や眼科での専門的な治療を検討しましょう。日々の予防策と適切な治療を組み合わせることで、花粉の季節を少しでも快適に過ごせるよう心がけることが大切です。

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