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「γ-GTPの数値改善」に効く“3つの運動メソッド”とは? HIITから筋トレまで脂肪燃焼のコツを医師が解説

 公開日:2026/02/24
運動習慣による改善

食事の改善と並んで、運動習慣を取り入れることもγ-GTPを下げるうえで効果的です。有酸素運動や筋力トレーニングによって体脂肪が減少すると、肝臓に蓄積した脂肪も減り肝機能の改善につながります。日常生活の中で活動量を増やす工夫も有効です。無理なく続けられる範囲で身体を動かす習慣を身につけましょう。

藤原 大輔

監修医師
藤原 大輔(医師)

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【経歴】
1999年香川大学卒業
1999年4月香川大学放射線科勤務
2000年4月岡山大学第二内科勤務
2000年6月十全総合病院勤務
2001年6月岡山赤十字病院勤務
2011年5月クリニック開業
2022年8月以降体調不良により離職中

【免許・資格】
総合内科専門医
消化器内視鏡学会専門医
消化器病学会専門医

運動習慣による改善

食事の改善と並んで、運動習慣を取り入れることもγ-GTPを下げるうえで効果的です。運動によって体脂肪が減少すると、肝臓に蓄積した脂肪も減り、肝機能の改善につながります。特に、有酸素運動は内臓脂肪の減少に有効とされています。
ウォーキングやジョギング、水泳、サイクリングなど、無理なく続けられる運動を週に3〜5回、1回あたり30分以上行うことが推奨されます。運動の強度は、軽く息が弾む程度が目安です。HIIT(高強度インターバルトレーニング)は、短時間の全力運動と軽い休憩を繰り返す方法で、時間効率よく脂肪を燃やせるのが特長です。息が上がる強度を20秒行い、ゆっくり動く時間を10秒挟むのを4セット、1分休憩を入れて1ラウンド5分、これを4ラウンド20分行うなどすることで、心肺機能や代謝が高まりやすくなります。
インターバルウォーキングは、速歩とゆっくり歩きを交互に繰り返す運動です。無理なく続けやすく、特別な道具も必要ありません。速歩を3分、ゆっくり歩きを3分、これを繰り返すだけで、普通の散歩より効率よく体脂肪や内臓脂肪の改善が期待できます。
急激な激しい運動は身体に負担をかけるため、自分の体力に合わせて徐々に強度を上げていくことが大切です。

筋力トレーニングの効果

有酸素運動に加えて、筋力トレーニングを取り入れることも有効です。筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすい身体になります。スクワットや腕立て伏せ、腹筋運動など、上記のHIITも取り入れて自宅でできる簡単なトレーニングから始めてみましょう。
筋力トレーニングは週に2〜3回、各部位を10〜15回×2〜3セット行うことが目安です。無理をせず、正しいフォームで行うことが怪我の予防につながります。継続することで筋肉がつき、体脂肪率が低下すれば、γ-GTPの数値改善も期待できます。

日常生活での活動量を増やす

まとまった運動時間を確保するのが難しい方は、日常生活の中で活動量を増やす工夫も有効です。エレベーターやエスカレーターを使わず階段を利用する、ひと駅分歩く、家事を積極的に行うなど、少しずつ身体を動かす機会を増やしましょう。
こうした小さな積み重ねが、結果的に消費カロリーを増やし、体重減少や内臓脂肪の減少につながります。無理なく続けられる範囲で、日々の生活に運動の要素を取り入れることが大切です。

まとめ

γ-GTPは肝臓や胆道の健康状態を示す重要な指標であり、数値の上昇は肝細胞の障害や胆汁うっ滞を反映しています。主な原因としてアルコールの過剰摂取が知られていますが、肥満や脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病、薬剤の影響、胆道系疾患なども関与します。高い状態を放置すると肝硬変や肝がんへと進行するリスクがあるため、早期の対処が不可欠です。改善には食事の見直し、運動習慣の確立、禁酒や節酒が有効であり、必要に応じて医療機関での治療を受けることが大切です。定期的な検査で数値の推移を確認し、専門医の指導のもと適切な管理を続けることで、肝臓の健康を守り、全身の健康維持につなげることができます。

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