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「インフルエンザの咳」と似ている咳がでる病気はご存知ですか?【医師監修】

 公開日:2026/02/11
インフルエンザの咳とほかの病気の咳

インフルエンザは、毎年多くの方がかかる感染症で、発熱や倦怠感などの全身症状がよく知られています。一方で、咳は発症初期から現れることが多く、回復後もしばらく続く場合があるため、日常生活に支障をきたすこともあります。

本記事では、インフルエンザの咳と似ている咳がでる病気を解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「インフルエンザの咳の特徴」はご存知ですか?風邪の咳の違いも解説!【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

林 良典

監修医師
林 良典(医師)

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【出身大学】
名古屋市立大学
【経歴】
東京医療センター総合内科、西伊豆健育会病院内科、東京高輪病院感染症内科、順天堂大学総合診療科、NTT東日本関東病院予防医学センター・総合診療科を経て現職。
【資格】
医学博士、公認心理師、総合診療特任指導医、総合内科専門医、老年科専門医、認知症専門医・指導医、在宅医療連合学会専門医、禁煙サポーター
【診療科目】
総合診療科、老年科、感染症、緩和医療、消化器内科、呼吸器内科、皮膚科、整形外科、眼科、循環器内科、脳神経内科、精神科、膠原病内科

インフルエンザの咳とほかの病気の咳との違い

インフルエンザの咳とほかの病気の咳との違い

インフルエンザの咳と似ている咳がでる病気はありますか?

インフルエンザと似た咳がみられる代表的な病気は下記のとおりです。

  • 一般的な風邪(急性上気道炎)
  • 新型コロナウイルス感染症
  • 気管支炎
  • 肺炎

これらはいずれも呼吸器に炎症を起こすため、咳や喉の痛み、発熱といった症状が重なりやすく、初期の段階では区別が難しいことがあります。また、気管支喘息のように乾いた咳が長く続く病気もあり、咳が出るという症状だけでインフルエンザかどうか判断するのは難しい場合があります

インフルエンザの咳と風邪の咳の違いを教えてください

風邪の咳は軽い痰を伴うことが多く、喉の違和感や鼻水から始まり、数日かけて咳や発熱などの症状が現れる傾向があります。一方、インフルエンザの咳は突然の高熱と同時、あるいは少し遅れて現れ、痰が少ない乾いた咳が目立ちます。また、インフルエンザでは全身の強い倦怠感、筋肉痛、頭痛などの症状を伴うことが多く、咳と全身症状の強さを組み合わせて風邪と区別することができます。

インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の咳はどう違いますか?

インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の咳は、いずれも乾いた咳が主体ですが、経過や併発する症状などに違いがみられます。

インフルエンザの咳は発症初期から出やすく、数日間でピークを迎えるのが一般的です。これに対し、新型コロナウイルス感染症では乾いた咳が長く続く傾向があり、持続期間に違いがみられます。

また、新型コロナウイルス感染症では、味覚や嗅覚の異常、息切れ、長期間にわたる倦怠感などの症状を伴うことがあり、これがインフルエンザとの大きな違いです。

編集部まとめ

編集部まとめ
インフルエンザは風邪とは異なり、急激な高熱や強い全身症状を伴うのが特徴で、咳も主要な症状のひとつです。発症初期には痰を伴わない乾いた咳が多くみられ、進行に伴って湿った咳に変化することもあります。こうした咳は、肺炎などの合併症の兆候となる場合もあります。風邪や新型コロナウイルス感染症など、インフルエンザ以外の呼吸器疾患と症状が似ているため、咳の質や持続期間、全身の状態を総合的に判断します。

自宅では安静を保ち、加湿や水分補給などで咳をやわらげるよう心がけましょう。症状が強い場合や長引く場合には、医療機関を受診して適切な治療を受けることがすすめられます。

この記事の監修医師

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