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「インフルエンザの咳の特徴」はご存知ですか?進行した場合の咳の特徴も解説!【医師監修】

 公開日:2026/02/10
インフルエンザの咳の特徴

インフルエンザは、毎年多くの方がかかる感染症で、発熱や倦怠感などの全身症状がよく知られています。一方で、咳は発症初期から現れることが多く、回復後もしばらく続く場合があるため、日常生活に支障をきたすこともあります。

本記事では、インフルエンザと咳の関係性を解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「インフルエンザの咳の特徴」はご存知ですか?風邪の咳の違いも解説!【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

林 良典

監修医師
林 良典(医師)

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【出身大学】
名古屋市立大学
【経歴】
東京医療センター総合内科、西伊豆健育会病院内科、東京高輪病院感染症内科、順天堂大学総合診療科、NTT東日本関東病院予防医学センター・総合診療科を経て現職。
【資格】
医学博士、公認心理師、総合診療特任指導医、総合内科専門医、老年科専門医、認知症専門医・指導医、在宅医療連合学会専門医、禁煙サポーター
【診療科目】
総合診療科、老年科、感染症、緩和医療、消化器内科、呼吸器内科、皮膚科、整形外科、眼科、循環器内科、脳神経内科、精神科、膠原病内科

インフルエンザと咳の関係

インフルエンザと咳の関係

インフルエンザの代表的な症状を教えてください

インフルエンザの代表的な症状は、突然の38〜39度あるいはそれ以上の高熱から始まり、強い倦怠感、関節痛、筋肉痛、頭痛などの全身症状を伴う点が特徴です。一般的な風邪では、喉の違和感や鼻水が先に現れ、数日かけて咳や発熱などの症状が進行しますが、インフルエンザは急激に発症する点が大きな違いです。

また、熱が下がった後も倦怠感や咳が数日続くことがあり、解熱したからといって完全に回復したとは限りません。呼吸器症状として喉の痛みや咳、鼻水などが高熱と同時、あるいは少し遅れて現れる場合があります。

参照:『インフルエンザ施設内感染予防の手引き』(厚生労働省)
参照:『新型インフルエンザ 診療ガイドライン(第1版)』(一般社団法人日本感染症学会)

インフルエンザで咳が出ることはありますか?

インフルエンザに感染すると、多くの場合には咳の症状がみられます。これは、ウイルスが喉や気管の粘膜に炎症を起こすことで生じますが、症状の出方には年齢や体質による違いがあります。小児では痰を伴う湿った咳になることが多く、気道が狭いためゼーゼーとした呼吸音が聞こえることもあります。一方、高齢の方では典型的な咳が目立たず、倦怠感や食欲低下のみで進行することもあります。

ただし、すべての方に咳が出るわけではなく、喉の痛みや鼻水が中心となる場合もあるため、咳の有無だけでインフルエンザかどうかを判断することはできません。

インフルエンザの咳の特徴を教えてください

インフルエンザの咳は、痰があまり絡まないコンコンとした乾いた咳(空咳)で始まることが多い傾向です。これは、炎症が主に気管や気道の上部に生じ、気道が過敏になっているためです。

このような咳は、喉や胸への刺激を伴い、強い場合には胸の痛みを感じることもあります。咳によって呼吸が浅くなり、全身のだるさが増すこともあるため、症状としては大きな負担につながります。

インフルエンザの咳は進行するにつれて変化しますか?

インフルエンザの感染初期には乾いた咳が中心ですが、数日が経過して炎症が広がると、痰を伴う湿った咳に変化することがあります。

また、二次的に細菌感染を合併した場合には、黄色や緑色の痰が出るようになり、肺炎に進行する可能性もあります。息苦しさ、熱がなかなか下がらない、食欲の低下などの症状がみられた場合は、肺炎などの合併症が疑われるため、自己判断せずに医療機関を受診することが推奨されます。

編集部まとめ

編集部まとめ
インフルエンザは風邪とは異なり、急激な高熱や強い全身症状を伴うのが特徴で、咳も主要な症状のひとつです。発症初期には痰を伴わない乾いた咳が多くみられ、進行に伴って湿った咳に変化することもあります。こうした咳は、肺炎などの合併症の兆候となる場合もあります。風邪や新型コロナウイルス感染症など、インフルエンザ以外の呼吸器疾患と症状が似ているため、咳の質や持続期間、全身の状態を総合的に判断します。

自宅では安静を保ち、加湿や水分補給などで咳をやわらげるよう心がけましょう。症状が強い場合や長引く場合には、医療機関を受診して適切な治療を受けることがすすめられます。

この記事の監修医師

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