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「インフルエンザ」は発症後「何日目がピーク」かご存知ですか?ピーク時の症状も解説!

 公開日:2026/02/02

毎年のように流行を繰り返すインフルエンザは、突然の高熱や強い倦怠感によって日常生活に大きな影響を及ぼします。そのため、「何日目に症状が強く出やすいのか」「学校や仕事にいつから行けるのか」など、発症時に気になる疑問は少なくありません。

実際、インフルエンザには典型的な症状の経過があり、発症からピーク、回復までには一定の流れがあります。正しい知識を持つことで、自宅での過ごし方や受診のタイミングを判断しやすくなり、周囲への感染拡大を防ぐことにもつながります。

本記事では、インフルエンザは何日目でピークになるのか解説します。

※この記事はMedical DOCにて『「インフルエンザ」は発症後「何日目がピーク」かご存知ですか?ピーク時の症状も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

林 良典

監修医師
林 良典(医師)

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【出身大学】
名古屋市立大学
【経歴】
東京医療センター総合内科、西伊豆健育会病院内科、東京高輪病院感染症内科、順天堂大学総合診療科、NTT東日本関東病院予防医学センター・総合診療科を経て現職。
【資格】
医学博士、公認心理師、総合診療特任指導医、総合内科専門医、老年科専門医、認知症専門医・指導医、在宅医療連合学会専門医、禁煙サポーター
【診療科目】
総合診療科、老年科、感染症、緩和医療、消化器内科、呼吸器内科、皮膚科、整形外科、眼科、循環器内科、脳神経内科、精神科、膠原病内科

インフルエンザに感染してから治癒するまでの症状

インフルエンザに感染してから治癒するまでの症状

インフルエンザに感染すると何日程度で症状が現れますか?

インフルエンザは感染してもすぐに症状が出るわけではありません。体内でウイルスが増えて、症状を引き起こすまでには一定の時間がかかります。この潜伏期間は通常1〜3日程度です。ウイルスは鼻や喉に入り込み、そこで数を増やしながら、身体のなかに広がっていきます。その後、身体内で増えたウイルスに対して免疫反応が起こり、発熱やだるさ、筋肉痛などの初期症状が現れます。こうした症状は、身体がウイルスを排除しようとする反応であり、ここから急速に症状が進行することが多くみられます。

そのため、インフルエンザは朝は元気でも夕方には高熱で動けなくなるなど、急激に発症することも珍しくありません。

参照:『インフルエンザ施設内感染予防の手引き』(厚生労働省)

インフルエンザは発症してから何日程度でピークになりますか?

発症してから1〜3日目が症状が激しくなる時期とされています。この時期には体温が一気に38〜40度まで上昇し、全身の倦怠感や関節痛、頭痛などが強く現れます。つまり、インフルエンザは発症翌日から数日間がピークにあたると考えられます。

なお、年齢や体調によってこのピークの時期には個人差があり、体力の回復が遅れたり、症状の強さに違いが出る場合もあります。

参照:『インフルエンザ施設内感染予防の手引き』(厚生労働省)

インフルエンザのピーク時にはどのような症状が出ますか?

ピークの時期には、38〜39度あるいはそれ以上の高熱、強い全身のだるさ、頭痛、悪寒、筋肉痛や関節痛などの症状が現れます。風邪と比べると、全身が動かせないほどの強い全身の倦怠感が特徴です。これに加えて、鼻汁や喉の痛み(咽頭痛)、咳などの呼吸器症状が同時に、あるいは少し遅れて現れることがあります。

小児では、発熱に伴ってけいれんや中耳炎を併発することがあるほか、嘔吐や下痢などの消化器症状がみられることもあります。
一方、高齢の方では、高熱が出にくく、食欲低下や意識の低下が目立つことがあります。また、肺炎を合併して重症化することも少なくありません。

参照:『インフルエンザ施設内感染予防の手引き』(厚生労働省)

インフルエンザのピークが過ぎたら症状はどのように変化しますか?

ピークを過ぎると、体温は徐々に下がり、全身のだるさや関節の痛みも和らいでいきます。多くの場合、発症から数日で解熱し、日常生活が可能な状態に近づきます。

ただし、体力の回復にはさらに数日かかることが多く、無理をすると再び体調を崩すことがあります。熱が下がったからといってすぐに通常の生活に戻るのではなく、体調を見ながら少しずつ活動量を増やすよう心がけましょう。

編集部まとめ

編集部まとめ

 インフルエンザは、感染から1〜3日で発症し、さらに1〜3日で高熱や倦怠感などのピークを迎えるのが一般的です。その後は徐々に解熱していきますが、体力の回復には数日を要するため、無理をすると症状が長引くこともあります。発症後5日、かつ解熱後2〜3日が経過するまでは、登校や出勤を控え、周囲への感染拡大を防ぐことを意識しましょう。

多くの場合、発症から1週間程度で回復しますが、小児や高齢の方、基礎疾患を持つ方は重症化する可能性もあるため、症状の変化に注意し、必要に応じて早めに医療機関を受診しましょう。

この記事の監修医師

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