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「高血圧」になるとどんな症状が現れる?高血圧による身体への影響も解説!

 公開日:2026/01/27

高血圧とは、血管にかかる圧力である血圧が高い状態を指します。高血圧でも、特に自覚症状が現れない方もいます。しかし、脳卒中をはじめとしたさまざまな病気の危険を高めることが知られています。今回の記事では、高血圧の症状を解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「高血圧の方が避けるべき飲み物」はご存知ですか?飲んだ方がよい飲み物も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

佐藤 浩樹

監修医師
佐藤 浩樹(医師)

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北海道大学医学部卒業。北海道大学大学院医学研究科(循環病態内科学)卒業。循環器専門医・総合内科専門医として各地の総合病院にて臨床経験を積み、現在は大学で臨床医学を教えている。大学では保健センター長を兼務。医学博士。日本内科学会総合専門医、日本循環器学会専門医、産業医、労働衛生コンサルタントの資格を有する。

高血圧の症状、原因とリスク

高血圧の症状、原因とリスク

高血圧とはどのような状態のことを指しますか?

高血圧は、心臓から全身に血液が送り出される際に血管にかかる圧力が高すぎる状態を指します。
血圧には、高い値(収縮期血圧)と低い値(拡張期血圧)があります。
上の血圧を収縮期血圧、下の血圧を拡張期血圧、のように呼ぶこともあるでしょう。
収縮期血圧は、心臓が拍動(はくどう)するときの血管内の圧力を表します。一方、拡張期血圧は心臓が拍動と拍動の間に休み、血管が身体から戻ってくるときの圧力を示しています。

病院などの診察室での収縮期血圧が140mmHg以上、あるいは拡張期血圧が90mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。家庭で測る際の家庭血圧の基準値は、もう少し低く定められており、収縮期/拡張期血圧が135/85mmHg以上と定められています。

高血圧によって生じる症状を教えてください

高血圧の方の多くには何の症状も現れません。しかし、血圧が180 /120mmHgのようにかなり高くなってしまうと、以下のような症状が現れることがあります。

  • ひどい頭痛
  • 胸痛
  • めまい
  • 呼吸困難
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 視界のぼやけ
  • 不安
  • 混乱
  • 耳鳴り
  • 鼻血
  • 脈が乱れる

高血圧と診断されており、上記のような症状がみられる場合には、早急にかかりつけ医での診察と治療を受けるようにしましょう。

血圧が高い状態が続くと身体にどのような影響がありますか?

高血圧が適切に治療されないと、動脈硬化を引き起こし、心臓や脳、腎臓などの重要な臓器にダメージを与える可能性があります。
例えば、狭心症や心不全、重篤な不整脈などの原因となりえます。

また、脳に血液と酸素を運ぶ動脈を破裂させたり、詰まらせたりすることによって、脳出血や脳梗塞などの脳卒中のリスクを高めます。

さらに、高血圧による腎臓の障害が高度になると、腎不全にまで至る場合もみられます。
このように、血圧が高い状態が長く続くと、身体にはさまざまな影響が現れます。

参照:『高血圧-eヘルスネット』(厚生労働省)

編集部まとめ

編集部まとめ

高血圧は自覚症状が乏しい一方で、脳卒中や心臓病の大きなリスク要因です。清涼飲料水や塩分の多い汁物、アルコールは血圧を悪化させる要因となります。日常的な飲み物は水やお茶、低脂肪乳製品、カリウムを含むジュースなどを選びましょう。市販の血圧を下げる飲料も生活習慣改善と併せて活用すると効果的な場合もあります。ただし、飲酒は少量でも血圧に影響する可能性があるため、主治医に相談しながら適切に管理していくことが大切です。

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