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「高血圧」を放置していると何が進行していく?【医師監修】

 公開日:2026/02/16
高血圧

高血圧は、生活習慣病のなかで最も患者さんの数が多いといわれている、たいへん身近な病気です。高血圧の治療では、血圧を下げる薬が処方されることがあります。
「薬の種類がたくさんあってよくわからない」
「副作用が心配」
「一生飲み続けなければならないの?」
といった疑問や不安を持つ方も多いでしょう。本記事では、高血圧の基礎知識などを詳しく解説します。

※この記事はMedical DOCにて『「高血圧の薬」にはどんな種類がある?副作用となる症状も解説!【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

上田 莉子

監修医師
上田 莉子(医師)

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関西医科大学卒業。滋賀医科大学医学部付属病院研修医修了。滋賀医科大学医学部付属病院糖尿病内分泌内科専修医、 京都岡本記念病院糖尿病内分泌内科医員、関西医科大学付属病院糖尿病科病院助教などを経て現職。日本糖尿病学会専門医、 日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本医師会認定産業医、日本専門医機構認定内分泌代謝・糖尿病内科領域 専門研修指導医、内科臨床研修指導医

高血圧の基礎知識

高血圧の基礎知識

高血圧の基準を教えてください

高血圧の基準は、診察室での収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上とされています。収縮期血圧とはいわゆる上の血圧、拡張期血圧はいわゆる下の血圧を指します。

なお、診断基準としては診察室の値だけではなく、家庭での血圧の値も定められています。家庭で測定する血圧を家庭血圧とよび、収縮期血圧が135mmHg以上、拡張期血圧が85mmHg以上を高血圧と診断します。

血圧が高い状態が続くと弊害がありますか?

高血圧を治療せずにそのままにしておくと、動脈硬化が進行し、心臓の病気や脳卒中、腎臓病など重大な健康への影響がみられるようになります。血圧が120/80mmHgを超えて高くなるほど心臓や脳、腎臓の病気のリスク死亡のリスクが高くなることがわかっています。なお、収縮期血圧の方が心臓や脳の合併症のリスクをより強く予測する指標とされています。

日本では、高血圧が原因で、毎年およそ10万人が脳や心臓の病気で亡くなっていると推定されています。高血圧は、脳や心臓の病気で亡くなる方の原因のなかで最も多いといわれています。高血圧は、初期には自覚症状がほとんどなく、気付かないうちに動脈硬化が進行し、たいへんな合併症を引き起こす可能性があります。

編集部まとめ

編集部まとめ

 高血圧の治療は、薬での治療だけでなく生活習慣の改善もたいへん重要です。減塩など食生活を見直し、適度な運動を取り入れ、適切な体重を維持することで、薬による血圧コントロールの効果を大きく高めることが期待できます。高血圧によって動脈硬化が進行すると重大な合併症を引き起こします。生活習慣の改善と薬を上手に組み合わせることで、血圧を適切にコントロールし、動脈硬化の進展を防ぎましょう。

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