「便秘の原因」やなりやすい食生活・生活環境はご存知ですか?【医師監修】
公開日:2026/03/22

便秘は多くの方が悩む身近な不調の一つです。排便の回数が少ない、便が硬い、排便時にいきまないと出ないなどの症状が続くと、日常生活にも支障が出てしまいます。本記事では、便秘の主な原因や症状を解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「便秘の解消」に効果的な「食べ物や飲み物」はご存知ですか?【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
林 良典(医師)
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【出身大学】
名古屋市立大学
【経歴】
東京医療センター総合内科、西伊豆健育会病院内科、東京高輪病院感染症内科、順天堂大学総合診療科、NTT東日本関東病院予防医学センター・総合診療科を経て現職。
【資格】
医学博士、公認心理師、総合診療特任指導医、総合内科専門医、老年科専門医、認知症専門医・指導医、在宅医療連合学会専門医、禁煙サポーター
【診療科目】
総合診療科、老年科、感染症、緩和医療、消化器内科、呼吸器内科、皮膚科、整形外科、眼科、循環器内科、脳神経内科、精神科、膠原病内科
名古屋市立大学
【経歴】
東京医療センター総合内科、西伊豆健育会病院内科、東京高輪病院感染症内科、順天堂大学総合診療科、NTT東日本関東病院予防医学センター・総合診療科を経て現職。
【資格】
医学博士、公認心理師、総合診療特任指導医、総合内科専門医、老年科専門医、認知症専門医・指導医、在宅医療連合学会専門医、禁煙サポーター
【診療科目】
総合診療科、老年科、感染症、緩和医療、消化器内科、呼吸器内科、皮膚科、整形外科、眼科、循環器内科、脳神経内科、精神科、膠原病内科
便秘の症状と原因

どの程度の期間、排便がなければ便秘といえますか?
便秘の定義は、本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態です。そのため、毎日排便があるかどうかではなく、排便の回数・量・状態・排便後のスッキリ感などが重要です。一般的には、3日以上排便がない状態や毎日排便があっても残便感がある、排便が困難な場合などを便秘と呼びます。排便が週に2回以下、排便時に強くいきまないと出ない、便が硬いなどの状態が続く場合は、便秘と考えられます。
便秘の主な原因を教えてください
便秘の原因には、器質的な異常と機能的な問題があります。器質的な原因には大腸がんや腸閉塞などがあり、まれですが注意が必要です。一方、一般的に多いのは機能性便秘で、主な要因は、腸の運動機能の低下や食物繊維・水分の不足、運動不足、ストレス、排便の我慢などです。ほかにも、加齢や女性ホルモンの変化により腸の働きが鈍くなることが影響します。
便秘になりやすい食習慣や生活習慣はありますか?
食事内容と生活習慣は便秘に深く関係します。まず、食物繊維が不足していると便の量が減り、腸の動きも鈍くなります。特に、野菜や海藻、果物をあまり摂らない食生活は便秘を招きやすいです。また、水分を十分に摂らないと便が硬くなり排出しづらくなります。生活面では運動不足が腸の蠕動運動を弱め、排便が滞りやすくなります。さらに、排便を我慢する習慣や、起床後すぐにトイレに行かない生活も便意を鈍らせる原因です。
編集部まとめ

便秘は排便回数や便の状態、残便感などから判断され、主な原因は食物繊維や水分不足、運動不足、ストレスなどによる機能性便秘です。解消には、海藻や果物、発酵食品などを摂取し、マッサージや運動も有効です。重症例では消化器内科での診断や処方治が必要です。生活習慣の改善で便秘を予防しましょう。