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病院で処方される「白内障の目薬」にはどんな効果があるかご存知ですか?【医師監修】

 公開日:2026/01/31

白内障の発症にはさまざまな原因が挙げられます。

その一つとして老化現象が挙げられ、白内障は私たちにとって身近な病気です。初期の症状は自覚しにくく、視力低下と誤解して放置してしまうケースもあります。

国内における白内障の失明率は低いですが、放置してしまうことでさまざまな問題も発生します。

目に違和感を覚えた際は眼科を受診するのが望ましいでしょう。この記事では、白内障の点眼治療で使用される目薬の種類と効果について解説していきます。

※この記事はMedical DOCにて『病院で処方される「白内障の目薬」にはどんな効果があるかご存知ですか?【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

栗原 大智

監修医師
栗原 大智(医師)

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2017年、横浜市立大学医学部卒業。済生会横浜市南部病院にて初期研修修了。2019年、横浜市立大学眼科学教室に入局。日々の診察の傍らライターとしても活動しており、m3や日経メディカルなどでも連載中。「視界の質=Quality of vision(QOV)」を下げないため、診察はもちろん、SNSなどを通じて眼科関連の情報発信の重要性を感じ、日々情報発信にも努めている。日本眼科学会専門医。

白内障の点眼治療で使用される目薬の種類と効果

眼科の目薬

白内障の点眼治療で使う目薬の効果を教えてください。

白内障の点眼薬は、進行を緩やかにする目的で処方されます。点眼薬を用いることで、日常生活に問題のない状態を維持し、できるだけ手術を遅らせたい方に処方されることがあります。手術を遅らせることで、手術の適応やタイミングを検討していくことができます。

白内障の予防や進行を遅らせるのに有効な目薬の種類を教えてください。

白内障の予防や進行を遅らせるために、主にピレノキシン懸濁性点眼液タチオン点眼液などが処方されます。ピレノキシン懸濁性点眼液とは、水晶体の濁りの原因となるタンパク質を蓄積しにくくする点眼液です。白内障を引き起こす物質と水晶体にあるタンパク質との結合を防ぐ効果があるといわれています。タチオン点眼液は、水晶体の透明度を維持させ、抑制する効果がある点眼液です。白内障の進行とともにグルタチオンが減少してしまうため、タチオン点眼液を使用することで過酸化反応を抑制する効果があります。専門性の高い医師が白内障の状態に合わせて使用回数などを決めるため指示に従うようにしましょう。

白内障の予防や進行を遅らせるのに有効な市販の目薬はありますか?

白内障に関する薬は、医師の指示のもと処方されるものであり、ドラッグストアなどで購入できるものではありません。自己判断での薬剤の使用は進行を見逃してしまう恐れがあるため、医師の判断のもとで使用するようにしましょう。不安や疑問な点があれば、医療機関で質問をするのが望ましいでしょう。

編集部まとめ

ウォーキング

人間が得る情報の8割は視覚からといわれており、白内障の症状が続くことで生活の質は低下していくでしょう。

白内障の手術は近年進歩しており、適切な治療で視力の改善が期待できます。視力の回復は、日常生活の質の向上にも直結します。

症状や目に違和感を覚えた場合は、眼科へ受診しましょう。

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