”何を摂取しすぎる”と「メニエール病」の症状が出やすくなる?医師が解説!

メニエール病という名前を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。メニエール病は治療と並行し、食生活を含む生活習慣の見直しが回復や再発防止に重要とされています。
この記事では生活習慣のなかでも特に食事に着目し、メニエール病の症状を軽減するための情報を解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「メニエール病」の方が避けた方がいい「食べ物」はご存知ですか?【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
五藤 良将(医師)
目次 -INDEX-
メニエール病で食べてはいけないものについて

メニエール病とはどのような病気ですか?
メニエール病はこれらの症状が繰り返し現れることが特徴です。早期に治療を開始すれば、症状の出現を抑えられる場合が多いです。しかし、繰り返す症状を放置すると改善が難しくなる傾向があります。ストレス・過労・睡眠不足が関係しているとされており、これらを避けることがめまい発作の予防につながります。
めまいのある病気のため、安静が必要と誤解されることもありますが、症状がないときは適度な運動をするようにしましょう。心配な症状がある場合は、早めに専門医の診断と指導を受けることが重要です。
メニエール病で食べてはいけないものを教えてください。
脂っこいものや加工食品は、血管の柔軟性を低下させ、老廃物が蓄積しやすくなる原因となるため、血流の悪化を招く可能性があります。これらの食品もできるだけ控えましょう。減塩は内リンパ水腫のコントロールに有効とされ、日本耳鼻咽喉科学会のガイドラインでも食塩制限(1日6g未満)が推奨されています。一部研究では3g以下での症状軽減が報告されていますが、日常的には6g未満の継続が現実的な目標とされます。
メニエール病では喫煙も控えるべきですか?
メニエール病にアレルギーが関係していることはありますか?
ただし、アレルギー性のメニエール病では初期には聴力が正常であることが多く、一部の報告では、原因となるアレルゲンを回避し、抗アレルギー治療や鼓膜喚起チューブ挿入などの手術療法が走行した例も報告されています。アレルギー性のメニエール病は稀ですが、症例は報告されており、特に聴力の症状の現れ方に特徴があるとされています。
編集部まとめ

メニエール病は、内耳の内リンパ液が過剰になる「内リンパ水腫」が原因とされる疾患で、発作性めまい・耳鳴り・難聴を三主徴とします。多くの場合、薬物治療とともに食生活の工夫を行うことで症状の改善を目指します。
メニエール病で避けたい食品には、カフェインを含むコーヒーやハイカカオチョコレートがあります。一方、積極的に摂取したい食品は、マグネシウムやビタミンBを豊富に含む魚介類や豆類などです。
ただし、特定の食品だけに偏りすぎるのもよくありません。暴飲暴食を避けてバランスのよい食事を心がけましょう。適切な水分補給と塩分の摂取制限は、メニエール病の症状の管理に有効とされています。
メニエール病は、早期に適切な診断と治療を受けることで、多くの場合改善が期待できます。しかし、症状を繰り返す特徴もあるため、疲れやストレスをためないよう睡眠時間やリラックスする時間を作りましょう。
適切な治療と食生活の工夫によって、メニエール病のつらい症状を和らげましょう。