「痛風の治し方」はご存知ですか?発症した際の食事についても解説!【医師監修】

「足の指が突然腫れて激痛が走る…」そんな経験はありませんか?それはもしかしたら痛風かもしれません。痛風は、放置すると関節の変形や腎臓病など、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。
本記事では痛風の治し方について以下の点を中心にご紹介します。
- 痛風の治し方
痛風の治し方について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
※この記事はメディカルドックにて『「痛風の治し方」はご存知ですか?予防に効果的な食べ物や飲み物も解説!【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
本多 洋介(Myクリニック本多内科医院)
痛風の治し方

痛風の治療について教えてください
まず第1段階は「痛風発作に対する対症療法」で、急性の痛みや炎症を抑えるために、消炎鎮痛剤やステロイド、コルヒチンなどを短期間使用します。
次に第2段階では、発作の原因となる高尿酸血症の改善を目的に、尿酸の生成を抑える薬(アロプリノールなど)や尿酸の排出を促す薬(ベンズブロマロンなど)を用いて、尿酸値をコントロールしていきます。
最後の第3段階は「合併症の予防と健康管理」です。高尿酸血症は高血圧や脂質異常症などの生活習慣病と併発しやすいため、食事や運動などの生活改善とともに、必要に応じてほかの薬剤による管理を行います。発作が治まった後も治療を継続することが、再発や合併症の予防につながります。
痛風の場合の適切な食事について教えてください
まず、総摂取カロリーを控えめにし、肥満を避けることが重要です。プリン体を多く含む食品(レバー類、干物、白子、魚卵など)の過剰摂取は控えましょう。アルコール、特にビールは尿酸値を上げやすいため、節酒または禁酒が推奨されます。
また、水分を十分に摂ることで尿酸の排出を助けられます。甘い清涼飲料ではなく、水やお茶が理想的です。低脂肪乳製品や野菜、海藻類、きのこ類を積極的に取り入れる食事も効果が期待できます。
日々の食事を見直し、無理なく継続できるスタイルを意識することが大切です。
痛風はどのくらいで治りますか?
痛風の根本原因である高尿酸血症をしっかり管理しなければ、再発や合併症につながる可能性もあります。そのため、発作が治まった後も、尿酸値のコントロールを目的とした長期的な治療や生活習慣の見直しが欠かせません。
編集部まとめ

ここまで痛風の治し方についてお伝えしてきました。痛風の治し方の要点をまとめると以下のとおりです。
- 痛風は体内の尿酸が増え、関節に結晶として沈着することで激しい炎症を引き起こす病気で、特に足の親指の付け根に強い痛みが突然現れ、なかでも足の親指の付け根が痛む傾向がある
- 痛風は炎症と痛みを抑える治療が行われた後、尿酸値を安定させる治療で、尿酸の生成を抑える薬や排泄を促す薬が用いられる
- 痛風予防には、腹八分目の食事、プリン体の制限、十分な水分摂取、アルカリ性食品の摂取、有酸素運動やストレス対策が推奨されている
痛風は、体内の尿酸が増えることで関節に尿酸結晶が沈着し、激しい炎症と痛みを引き起こす病気です。特に足の親指の付け根に突然激痛が現れるのが典型的で、発作は数日で治まりますが、再発しやすく放置すると関節の変形や腎障害などの合併症を招く恐れがあります。
治療は発作時の炎症を抑える薬物療法と、発作後の尿酸値を管理する長期治療の2段階で行います。さらに、再発防止には食事・運動・水分補給などの生活改善も欠かせません。
これらの情報が痛風の治し方について知りたい方のお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。