「PTSDの方に安心感を与える接し方」はご存知ですか?【医師監修】

身近にPTSDの患者さんがいる方のなかには、どのように声かけをしたらよいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。たしかにどのような声かけが正解なのか、迷うのも無理はありません。
本記事では、PTSDの方に安心感を与える接し方を紹介します。
※この記事はメディカルドックにて『「PTSDの方に言ってはいけない言葉」はご存知ですか?安心感を与える接し方も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
伊藤 有毅(柏メンタルクリニック)
精神科(心療内科),精神神経科,心療内科。
保有免許・資格
医師免許、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医
PTSDの方に安心感を与える接し方

PTSDの方に安心感を与える接し方はありますか?
- 決めつけや批判をしない
- 本人の気持ちに共感する
- 個人的なアドバイスは与えない
- 詰問調にならない
- 相談者が抱える問題の責任は取らない
- 解釈をしない
- 過去ではなく今の状況に焦点を当てる
- 感情と向き合い感情について話し合う
ピアカウンセリングは、精神科や大学付属の心理臨床相談センターなどの機関でプログラムを受けることが可能です。PTSDの方に少しでも安心感を与えたい場合は、普段どおりに接するのがおすすめです。普段と変わらない接し方をするだけでも、PTSDの方は気が休まりやすくなります。
PTSDは誰でもかかりやすい症状ですか?
- 死に直面する恐怖体験をした方
- アドレナリンの分泌量が多い方
- 被害の後の社会的サポートが十分に受けられなかった方
- 被害後の生活ストレスが大きい方
- 災害や事故などの危険と隣り合わせた仕事をしている方
- カフェインを多めに摂取している方
- 以前にトラウマ体験をしている方
上記はあくまでもPTSDになりやすい方であり、実際に発症するとは限りません。恐怖体験で心に傷を負ってしまった場合は、十分なソーシャルサポートを受けることが必要です。
PTSDは寛解までにどのくらいかかりますか?
編集部まとめ

本記事では、PTSDの方に言ってはいけない言葉を紹介しました。PTSDの方に安心感を与えるためには、本人の気持ちに寄り添った声がけが重要です。
その他にも、生活や健康などさまざまな側面でサポートすることで、日常生活への復帰がスムーズになりやすくなります。
PTSDの方への接し方で困った点があれば、精神科やメンタルクリニックなどに相談しましょう。