「動脈硬化」を発症すると「足にどんな初期症状」が現れるかご存知ですか?

足の動脈硬化には、どのような初期症状があるでしょうか?
足の血管が詰まると足の感覚が鈍くなり、患者さん自身が気付かないうちに症状が進行するケースが少なくありません。
動脈硬化が進行すると、足を切断せざるを得なくなったり、心筋梗塞などの致命的な症状を合併したりする可能性が高くなります。
早期治療で症状の進行を防ぐためにも、動脈硬化の初期症状を見逃さないようにしましょう。
本記事では、足の動脈効果の初期症状や原因・予防方法を解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「動脈硬化」を発症すると「足にどんな初期症状」が現れるかご存知ですか?』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
吉川 博昭(医師)
目次 -INDEX-
下肢閉塞性動脈硬化の初期症状と原因

初期症状にはどのようなものがありますか?
下肢閉塞性動脈硬化症が進行するとどうなりますか?
下肢閉塞性動脈硬化症の原因を教えてください。
- 加齢
- 喫煙
- 飲酒
- 運動不足
- 食生活の乱れ
血管の弾力は、誰であっても加齢によって少しづつ失われていきます。喫煙や飲酒は毛細血管を収縮させ、動脈硬化を早めてしまう大きなリスク要因です。また、運動不足や食生活の乱れも、動脈硬化をはじめとした生活習慣病の原因となります。
下肢閉塞性動脈硬化症になりやすいのはどのような方ですか?
- 喫煙歴がある
- 閉経している
- 透析を受けている
- 心筋梗塞や脳梗塞の既往歴がある
- 糖尿病・高血圧症・脂質異常症がある
足の動脈硬化は男性に起こりやすいといわれていますが、閉経した女性もホルモンバランスの変化によって動脈硬化を生じやすくなります。また、すでに心血管や脳血管の動脈硬化を経験している方は、足の動脈硬化を合併する可能性があるため注意しましょう。糖尿病や脂質異常症など、生活習慣病の治療を受けている方もリスクが高くなります。足の動脈硬化でも全身の病気と考え、全体的な生活習慣の見直しが大切です。
編集部まとめ

足の動脈硬化である下肢閉塞性動脈硬化の初期症状や、治療法を解説してきました。
動脈硬化は代表的な生活習慣病で、適切に治療しなければ心筋梗塞や脳梗塞など、命に関わる事態になる場合も少なくありません。
また、足が壊死して失うことになると、生活の質が大きく低下してしまいます。
足を切断した患者さんのうち、30%が2年以内に死亡しているという報告もあり、早めの治療で足を守ることは命を守ることにもつながります。
足のしびれや歩行時の痛みを感じたら、早めに近くの医療機関に相談しましょう。