「急性硬膜下血腫」を疑う”6つの症状”は?発症する原因も医師が解説!

突然発症する急性硬膜下血腫は、緊急性が非常に高いのが特徴です。そのため発症後は、早期の迅速な対応が重要です。
「ある日急に、自分や家族が脳の病気で倒れたらどうしよう」、「急性硬膜下血腫にはどのような検査や治療があるのだろう」などの不安や悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
この記事では急性硬膜下血腫の症状や治療に関する様々な疑問に答えています。
※この記事はメディカルドックにて『「急性硬膜下血腫」を発症する原因・症状はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
甲斐沼 孟(上場企業産業医)
急性硬膜下血腫の原因や症状

急性硬膜下血腫とはどのような病気ですか?
受傷直後から意識障害を伴うことも多いのが特徴です。血腫量が多く、脳への圧迫が強い場合には血腫除去術や開頭減圧術などの治療を行います。
発症する原因を教えてください。
また高齢者の場合は外傷だけでなく、血管壁が硬いことや高血圧も血管破裂の原因となります。
どのような症状がありますか?
- 頭痛
- 呼吸困難
- 意識障害
- 呼吸停止
- 舌や手足の麻痺
- 瞳孔散大
それぞれについて以下で詳しくみていきましょう。
1つ目の代表的な症状に頭痛が挙げられます。最も一般的な初期症状が急激な頭痛で、強い痛みや圧迫感を覚えたりします。2つ目は呼吸困難です。血腫発生の影響により中枢神経系のバランスが崩れ、呼吸中枢に影響を与えます。その結果、呼吸困難を引き起こします。
3つ目は意識障害です。呼吸障害と同様に中枢神経のバランスが崩れることにより、意識障害が起きます。意識障害は急性硬膜下血腫の症状の中で最も深刻な症状です。4つ目は呼吸停止です。重度の頭蓋内圧亢進により、最終的に呼吸が停止します。
5つ目は舌や手足の麻痺です。発生した血腫が脳神経や脊髄神経を圧迫し、障害を与えることで、舌や手足に麻痺を生じることがあります。6つ目は瞳孔の散大です。症状のひとつとして、瞳孔の散大を生じることがあります。この場合、重度の脳圧の上昇を示しています。
編集部まとめ

一般的に頭部外傷によって発生する硬膜下血腫は、発症後の迅速な対応が重要となります。
急性硬膜下血腫は、患者の症状・病歴・病変の大きさ及び位置・年齢によって治療方法や後遺症の状態は異なりますが、いずれにせよ早期の診断や治療が最も大切です。
また発症後の再発や後遺症の予防にも、早期のリハビリテーションなど、早い段階での介入が重要となります。
急性硬膜下血種について詳しく知りたい方は、ぜひ記事を参考にしてください。