目次 -INDEX-

  1. Medical DOCTOP
  2. 配信コンテンツ
  3. 「IgA腎症」になると将来どうなる?腎臓を守るための“避けるべき食事”も医師が解説!

「IgA腎症」になると将来どうなる?腎臓を守るための“避けるべき食事”も医師が解説!

 公開日:2026/02/07
「IgA腎症」になると将来どうなる?腎臓を守るための“避けるべき食事”も医師が解説!

IgA腎症は、小学生高学年あたりの年齢以降に多く発症するといわれている難病です。学校で実施される検尿で発見されることが多いのですが真っ赤な尿で気づくこともあります。

IgA腎症は、具体的な原因などまだ解明されていないことも多い病気ですが、腎臓における免疫タンパク質が異常に蓄積したことが原因の発端と認識されています。

ここでは、lgA腎症の予後について詳しくご紹介しましょう。

※この記事はメディカルドックにて『「IgA腎症」を発症すると現れる症状・原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

竹内 想

監修医師
竹内 想(名古屋大学医学部附属病院)

プロフィールをもっと見る
名古屋大学医学部附属病院にて勤務。国立大学医学部を卒業後、市中病院にて内科・救急・在宅診療など含めた診療経験を積む。専門領域は専門は皮膚・美容皮膚、一般内科・形成外科・美容外科にも知見。

lgA腎症の予後や注意点

錠剤

IgA腎症の予後について教えてください。

lgA腎症の予後は、患者の状態によって異なりますが、一般的には、lgA腎症が進行性の病気であることから予後は予測しにくい病気です。
現在が無症状の場合は、他の疾患同様に経過観察になります。IgA腎症が無症状のまま経過することもあり、その場合は、腎臓の機能が長期間安定しています。
現在もなお継続的に血尿や蛋白尿がある場合に考えられるのは、IgA腎症の進行です。その時に行うのは、腎臓の機能低下を極力抑え、病気の進行を抑える治療です。
予後は個人の状態によって一概には言えませんが、進行性の腎機能障害や腎不全のリスクが高まります。lgA腎症が引き起こす可能性があるのは、慢性腎臓病です。
腎機能の低下や進行的な腎不全のリスクがあり、最終的には透析や腎移植が必要になることが考えられます。

生活習慣で注意すべきことはありますか?

普段の生活においては、食事の管理が最も重要なポイントのひとつになります。塩分やたんぱく質の摂取量を上手に制限することが大切です。
一般的には、低塩分食や制限されたたんぱく質摂取が期待されますが、自分では管理しにくいという場合はプロの方と一緒にプランを立てることをおすすめします。
lgA腎症で影響を受けやすい血圧管理も普段の生活の中で管理する癖をつけましょう。血圧を適切に管理することは、腎臓の保護に大変重要です。
血圧降下薬の処方だけでなく、適度な運動やストレス管理など、血圧をコントロールするための対策を生活の中に取り入れるようにします。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

IgA腎症は発症するとさまざまな要因が重なって症状が悪化してしまう難しい病気のひとつです。最も重要なのは、医師や医療チームとの定期的なコミュニケーションとフォローアップです。
治療計画とともに生活習慣のアドバイスを提供してくれるかかりつけ医のサポートを受けましょう。

編集部まとめ

医師と看護師
若年層で発症しやすい病気は、その後の生活習慣でいかに健康的に過ごせるかによって病気の進捗も変わってきます。

また、若年層においては発見が遅れてしまったり、気にしないままに時間を過ごしてしまっていたりした結果、病気が進んでしまうことになりかねません。

周りも含めて気になる症状があれば、すぐにかかりつけ医に相談しましょう。

この記事の監修医師

注目記事