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「狂犬病」の致死率はほぼ100%?発症しないための予防やワクチンも医師が解説!

 公開日:2026/02/01
「狂犬病」の致死率はほぼ100%?発症しないための予防やワクチンも医師が解説!

「狂犬病」という言葉は聞いたことがあるけれど、どのような病気なのか分からない方も多いのではないでしょうか。

犬を飼育する際や国外へ出かける際によく耳にする狂犬病ですが、日本ではあまりなじみがなく、なぜ犬を飼育する際に狂犬病ワクチンを接種する必要があるのか疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

一方で、感染したら死亡するというイメージから犬は好きだけど、狂犬病は怖いという不安を感じている方が多いのも現状です。

近年では、予防接種を受けない人が増えてきていると問題視されています。

今回は狂犬病の予防法を解説していきます。

※この記事はメディカルドックにて『「狂犬病」を発症すると現れる症状・嚙まれた時の対処法はご存知ですか?』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

甲斐沼 孟

監修医師
甲斐沼 孟(上場企業産業医)

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大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部医学科卒業。大阪急性期・総合医療センター外科後期臨床研修医、大阪労災病院心臓血管外科後期臨床研修医、国立病院機構大阪医療センター心臓血管外科医員、大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、大手前病院救急科医長。上場企業産業医。日本外科学会専門医、日本病院総合診療医学会認定医など。著書は「都市部二次救急1病院における高齢者救急医療の現状と今後の展望」「高齢化社会における大阪市中心部の二次救急1病院での救急医療の現状」「播種性血管内凝固症候群を合併した急性壊死性胆嚢炎に対してrTM投与および腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行し良好な経過を得た一例」など。

狂犬病の予防や致死率

予防接種をするヨークシャテリア

狂犬病の予防接種・ワクチンは人間にも有効ですか?

狂犬病を発症させないための予防接種・ワクチン接種は人間にも有効です。実際に人間も狂犬病のワクチンプログラムを受ける条件をWHOが公表しています。

  • 狂犬病の流行地域への渡航
  • 動物との接触が避けられない
  • 医療機関が近くにない地域への長期滞在

このような条件に当てはまる場合は、予防接種・ワクチンを3回接種完了することが国内では推奨されています。
WHOでは、2回までの予防接種・ワクチンを2回接種完了することとなっているため、予防接種・ワクチンの種類や接種方法はかかりつけの医師と相談しましょう。また人によって予防の方法は異なるため、早めの受診がおすすめです。

狂犬病の致死率はどのくらいですか?

狂犬病が発症してからの致死率は、動物・人間に限らずほぼ100%です。狂犬病の発症を未然に防ぐためには、ワクチン接種が有効です。狂犬病のワクチン接種は国内の医療機関で受けられますので、感染予防対策をしっかりと行いましょう。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

狂犬病は、致死率だけでなく蔓延率も高い病気です。ですが、しっかり予防していれば感染は抑えられます。狂犬病に感染しないためには、いかに予防対策を行うかが大切です。
狂犬病を防ぐことは私たちだけでなく、犬をはじめとする動物たちを守ることに繋がります。正しい知識を持って対応できるように、疑問や不安なことがあったらすぐに医師に相談しましょう。

編集部まとめ

犬と仲良しの子供
狂犬病は犬をはじめとする動物にかまれたら、確実に発症するものではありません。

致死率も高く恐ろしい病気であることは間違いありませんが、60年以上も日本では発症例がなく、なじみがないかもしれません。

ですが、世界中で狂犬病をみるとその発症率は増加傾向にあります。

狂犬病を抑える方法は、予防接種・ワクチンのみです。

犬をはじめとする動物も私たち人間もしっかり予防を行うことが、感染のリスクを下げます。

ペットを飼う際には必ず狂犬病の予防注射を行い、これらの予防対策を行った上で不安を感じたらすぐ病院へ受診することを心がけましょう。

この記事の監修医師

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