食事で何を摂取すると「血行不良」に効果的?改善法を医師が解説!

「血行不良」というと、特に冬場の寒い時期によく耳にする言葉なのではないでしょうか。
血行不良は冷え性の原因でもあり、わたしたちの生活に身近に存在している症状のひとつです。
しかし身近に存在しているからといって軽視してはいけません。
なぜなら、血行不良が原因で大きな病気を発症してしまうこともあるからです。
この記事では血行不良のご自身でできる改善方法を解説しています。
※この記事はメディカルドックにて『「血行不良」の症状・改善方法・血流を良くする食べ物はご存知ですか?』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
竹内 想(名古屋大学医学部附属病院)
目次 -INDEX-
血行不良を改善する方法

血行不良を改善する方法を教えてください。
血液のスムーズな循環を促すために、こまめに水分補給をして適度な運動を行いましょう。運動はジョギングやウォーキングなどがおすすめです。また、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていると血流が滞りがちになってしまいます。こまめに休憩を取るようにしてストレッチをしたり、体や足を伸ばしたりするだけでも効果が期待できます。
体を締め付けるような窮屈な下着や洋服を着用するのは避けたほうが良いでしょう。特に女性の場合、ハイヒールなどの踵が高い靴を履いていると足への負担が大きく、血流が滞ってしまう原因となります。職場などでは、可能な限りスリッパや踵の低いシューズに履き替えて過ごすことをおすすめします。
体を温めることが血行促進につながりますので、入浴はシャワーだけで済ますのではなく、湯船に浸かる習慣をつけましょう。入浴の際は、37度~40度くらいのお湯に15分程ゆっくりと浸かるようにしてください。副交感神経が優位になり、リラックス効果も得られるのでおすすめです。
血流を良くする食べ物はありますか?
- お酢・梅干し・レモン等の柑橘類に含まれる「クエン酸」
- サンマ・イワシ・サバなどの青魚に含まれる「EPA」
- 海藻類に含まれる「アルギン酸」
- ビタミンやフルーツ類に含まれる「ビタミンC」
- カボチャやアスパラガスに含まれる「ビタミンE」
どれも身近な食品ばかりのため、無理のない範囲で普段の食事に取り入れることをおすすめします。ただしビタミンEはそれ自体が酸化しやすい成分ですので、ビタミンCと一緒に摂取するようにしてください。
市販薬や漢方は血行不良に効果がありますか?
ただし市販薬を服用しても症状の改善が見られない場合には、病院を受診するようにしてください。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
ただし手先や足先が黒ずんできたり、動悸・息切れ・胸痛などを感じたりなどの症状が現れた場合には、早めに循環器内科の受診をおすすめします。
編集部まとめ

特に冬場の寒い時期などには手先や足先の冷えを覚え、血行不良を感じる人が多いのではないでしょうか。
しかし「たかが血行不良」と侮っていると、大きな病気を発症してしまう恐れがあります。
また血行不良はむくみや肌トラブルを引き起こしたりと、美しさが気になる人にとっても大敵です。
健康や美しさを維持していくためにも、血行不良の改善は積極的に実践していきましょう。
血行を良くするためには、適度な運動や栄養バランスの取れた食事を心がけ、お風呂でゆっくりと体を温める生活を意識してください。
冷えが気になる人は市販の漢方を取り入れてみるのも良いでしょう。
ただし、生活習慣を改善したり漢方を取り入れたりしても症状が改善しない場合は、一度病院で相談してみることをおすすめします。