「血行不良」で”病院に行くべき7つの症状”とは?3種類の治療法も医師が解説!

「血行不良」というと、特に冬場の寒い時期によく耳にする言葉なのではないでしょうか。
血行不良は冷え性の原因でもあり、わたしたちの生活に身近に存在している症状のひとつです。
しかし身近に存在しているからといって軽視してはいけません。
なぜなら、血行不良が原因で大きな病気を発症してしまうこともあるからです。
この記事では血行不良の受診の目安や治療法を解説しています。
※この記事はメディカルドックにて『「血行不良」の症状・改善方法・血流を良くする食べ物はご存知ですか?』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
竹内 想(名古屋大学医学部附属病院)
血行不良の治療方法

病院へ行くべき血行不良の症状はありますか?
- 手先や足先のむくみ
- 手先や足先のしびれ・痛み
- 足先が黒く変色してきた
- 動悸・息切れ
- 胸痛
- めまい
- 背中の痛み
手や足に症状が現れたのなら整形外科を受診するイメージが強いと思いますが、閉塞性動脈硬化症の場合は血管に原因が存在します。上記の症状が見られる場合は、循環器内科(循環器科)を受診してください。
どのような検査を行うのでしょうか?
- 動脈超音波検査
- CT検査
- 血管造影検査
一方で動悸や胸痛など胸のあたりに症状が出ている場合は、レントゲンの撮影や心電図で検査を行ないます。その他に、心臓核医学検査や心臓カテーテル検査を実施する病院もあるでしょう。
治療方法を教えてください。
薬物治療では主に血管拡張剤・抗血症板剤・降圧剤・抗不整脈剤利尿剤・強心剤などが使用されます。これらの薬で血流を増やすことを促進したり、血液をサラサラにしたりして血流の改善を図ります。
カテーテル治療は局部麻酔によって行われる治療です。先端に風船の付いたカテーテルを血管内の狭くなっている病変部に挿入し、内側から血管を拡張し血流を確保します。さらに拡張した血管が再び狭くなってしまわないように、ステントと呼ばれる金属製の筒を血管内に入れることもあります。
局部麻酔で行われるカテーテル治療に対し、外科的治療は全身麻酔で行われる治療です。詰まった血管に迂回路を作るバイパス手術を行ったり、動脈の硬くなった内膜を摘出する手術を実施したりします。
編集部まとめ

特に冬場の寒い時期などには手先や足先の冷えを覚え、血行不良を感じる人が多いのではないでしょうか。
しかし「たかが血行不良」と侮っていると、大きな病気を発症してしまう恐れがあります。
また血行不良はむくみや肌トラブルを引き起こしたりと、美しさが気になる人にとっても大敵です。
健康や美しさを維持していくためにも、血行不良の改善は積極的に実践していきましょう。
血行を良くするためには、適度な運動や栄養バランスの取れた食事を心がけ、お風呂でゆっくりと体を温める生活を意識してください。
冷えが気になる人は市販の漢方を取り入れてみるのも良いでしょう。
ただし、生活習慣を改善したり漢方を取り入れたりしても症状が改善しない場合は、一度病院で相談してみることをおすすめします。