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「涙腺がん」の”4つの後遺症”はご存じですか?早期発見のコツも医師が解説!

 公開日:2026/02/04
「涙腺がん」の”4つの後遺症”はご存じですか?早期発見のコツも医師が解説!

涙腺とは、涙を作り目の表面の細胞の保護・栄養・洗浄などの役割がある非常に重要な腺です。

涙腺を作る細胞ががん化することによって涙腺がんになってしまいます。

涙腺がんの初期症状は痛みが無いこともあり、受診を先延ばしにしてしまう場合がほとんどです。

しかし、症状が進行してしまうと手術が困難になってしまったり、最悪の場合視力を失ったりする場合もあるのです。

今回の記事では、涙腺がんの後遺症などを詳しく解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「涙腺がん」の初期症状・原因・早期発見のポイントはご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

郷 正憲

監修医師
郷 正憲(徳島赤十字病院)

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徳島赤十字病院勤務。著書は「看護師と研修医のための全身管理の本」。日本麻酔科学会専門医、日本救急医学会ICLSコースディレクター、JB-POT。

涙腺がんの後遺症

眉間を抑える男性

涙腺がんに後遺症はありますか?

涙腺がんの後遺症としては、以下のようなものがあります。

  • 複視
  • 眼瞼下垂
  • 視力低下
  • 血管新生緑内障

腫瘍の摘出手術を行った場合に、腫瘍の周りにある神経・血管・筋肉などの組織を傷つけてしまう恐れがあります。そのため、後遺症に複視・眼瞼下垂・視力低下が起こる可能性があるのです。
複視は、ものが二重に見える状態です。眼瞼下垂はまぶたが垂れ下がり、視野が狭くなったり、目が開けにくくなったりします。
また、涙腺がんの再発時に重粒子線照射という治療を行う場合がありますが、その場合に後遺症として血管新生緑内障を発症する場合もあるのです。

涙腺がんを早期発見するポイントを教えてください。

涙腺がんを早期発見するポイントは、上まぶたの腫れ・眼球突出・複視などを感じたら、痛みが無かったとしてもすぐに眼科へ受診することです。
涙腺は上まぶたの外側にあるので、その部位の腫れがあれば涙腺がん・涙腺腫瘍が疑われます。また、他人から目元の違和感を指摘されて気づく場合もあります。
このように自覚症状が無い場合もあるので、少しの違和感に気づくことが重要になるのです。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

涙腺がんは、初期症状で痛みが無い場合が多く、本人だけでは気が付かない場合があります。また、まぶたの腫れなどの気にある症状があっても、受診をためらい放置されてしまいがちです。しかし、腫瘍が悪性のものほど進行が速く、場合によっては失明してしまう場合もあるのです。
症状が悪化する前に治療を行うことによって、健康な目を保ちましょう。

編集部まとめ

看護師
ここまで涙腺がんの特徴・症状・原因・受診を検討するべき初期症状・治療方法・後遺症などを解説しました。

涙腺がんは、普段から健康に気を使っていたとしても、幅広い年齢の方にかかる可能性がある病気です。

初期症状は痛みが無い場合があり、軽いまぶたの外側の腫れや眼球突出などでは受診をためらってしまう方も多いと思います。

しかし、重症化してしまうと治療が困難になったり、視力が落ちてしまったりする場合があります。

そのため涙腺がんの初期症状に早く気づき、初期の段階で治療することが重要になります。

気にある症状がある方はなるべく早めにお近くの眼科を受診しましょう。

この記事の監修医師

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