「顎下腺がん」ステージ4の5年生存率は何%?ステージごとの生存率を医師が解説!
公開日:2026/02/01

顎下腺がん(がっかせんがん)は、唾液腺がんの一種で完治が難しい病気です。基本的には手術により悪性腫瘍を切除しますが、取り切れず残ってしまったり、周囲への転移が進行したりするケースが多いです。
初期症状がみられた場合には、早めに専門医に相談して治療を進めることが大切になります。そのためにも、病気の特徴としてどのようなものがあるのか、理解しておきましょう。
今回は、顎下腺がんの生存率についての解説をします。
※この記事はメディカルドックにて『「大人の軽度知的障害の特徴」はご存知ですか?日常生活における影響も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修歯科医師:
熊谷 靖司(歯科医師)
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熊谷歯科医院 院長
目次 -INDEX-
顎下腺がんのステージごとの生存率

顎下腺がんのステージごとの生存率を教えてください。
罹患した場合の5年生存率は、I及びII期の場合は約95%・III期の場合は約64%・IV期の場合は約25%という結果があります。初期段階で治療を開始した場合には高い生存率が確保されていますが、ステージが進むごとに低くなります。
IV期は約25%とかなり低い結果が報告されているので、早めの対処が不可欠といえるでしょう。この病気は、他の唾液腺がんと比較して、悪性腫瘍になるケースが多いとされています。治療を早めに受けることが何よりも大切です。
IV期は約25%とかなり低い結果が報告されているので、早めの対処が不可欠といえるでしょう。この病気は、他の唾液腺がんと比較して、悪性腫瘍になるケースが多いとされています。治療を早めに受けることが何よりも大切です。
顎下腺がんと診断された場合の余命はどのくらいでしょうか?
前述のように、顎下腺がんになってステージIVに達してしまった場合、5年生存率は約25%と非常に低い結果が報告されています。余命を判断するのは症状によって異なりますが、ステージが進んでしまった場合は5年生きられる確率が非常に低くなってしまいます。
身体に違和感を覚えた場合には、できるだけ早く専門医に相談をしましょう。まずは最寄りあるいはかかりつけの耳鼻咽喉科を訪ねるのが良いでしょう。
身体に違和感を覚えた場合には、できるだけ早く専門医に相談をしましょう。まずは最寄りあるいはかかりつけの耳鼻咽喉科を訪ねるのが良いでしょう。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
顎下腺がんは、唾液腺がんの中では2番目に症例が多い病気です。悪性腫瘍として発見される例が多い怖い病気であるため、できるだけ早く病院に相談に行きましょう。
早期に治療を開始すると、例えば悪性の腫瘍であったとしても治療の余地は十分にあります。また、転移の可能性が大きい病気でもあるため、治療が終わっても油断せず定期的な問診を受けるようにしましょう。
早期に治療を開始すると、例えば悪性の腫瘍であったとしても治療の余地は十分にあります。また、転移の可能性が大きい病気でもあるため、治療が終わっても油断せず定期的な問診を受けるようにしましょう。
編集部まとめ

この病気は、悪性腫瘍の発生率が高い病気です。他の唾液腺がんの中でも特に悪性腫瘍が発見されてしまう例が多いため、とにかく早く対処する必要があります。
あごの下に腫れやしびれなどがあると感じられる場合には、耳鼻咽喉科に早めに相談に行きましょう。他の病気である可能性もあるため、信頼できる医師に相談して判断を仰ぐことが大切です。
周囲の組織への転移が認められる例も多いがんであるため、治療後も継続して問診を受ける必要があるでしょう。ステージが進んだ場合の生存率は高くありませんが、治る可能性は残されています。
医師の指示をしっかりと聞いて、根気よく対処して完治を目指しましょう。