「唾液腺がん」はステージⅣになると生存率は低い?余命も医師が解説!
公開日:2026/02/04

唾液腺がんは、唾液を作る臓器である唾液腺にできてしまう悪性腫瘍のことを指します。頭頸部がん全体の5%程度の、がんとしては発生頻度が多くない部類に入るでしょう。
しかし、逆に診断が難しく、悪性腫瘍の範囲を限定しづらく治療が難しいともいわれています。唾液腺がんの症状が疑われる場合は、早めに専門医に相談するのが良いでしょう。
今回は、唾液腺がんについての解説をします。罹患後の余命についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※この記事はメディカルドックにて『「唾液腺がん」を疑う初期症状・原因・生存率はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修歯科医師:
熊谷 靖司(歯科医師)
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熊谷歯科医院 院長
唾液腺がんの予後

唾液腺がんは生存率が低いのでしょうか?
唾液腺がんに罹患した場合の5年生存率は、がんの進行ステージがIV期に達した場合、かなり低いことが分かっています。耳下腺がんの場合は43%、顎下腺がんの場合は25%という報告もあります。唾液腺がんは、リンパ節への転移や肺への遠隔転移が発生するケースが多いです。
唾液腺がんの摘出が終わったとしても、すでに転移がみられている場合が少なからずあるため、生存率は低いです。がんは、早期治療が重要であるため、耳やあご周辺の腫れなど初期症状がみられたら早めに専門医に相談をしましょう。
唾液腺がんの摘出が終わったとしても、すでに転移がみられている場合が少なからずあるため、生存率は低いです。がんは、早期治療が重要であるため、耳やあご周辺の腫れなど初期症状がみられたら早めに専門医に相談をしましょう。
唾液腺がんと診断された場合の余命を教えてください。
唾液腺がん患者は、前述のように低い生存率が報告されています。ステージIVに達した患者は、余命宣告を受けてしまう場合もある怖い病気です。前述のとおり、5年生存率は25%という報告もみられるほどです。唾液腺がんに罹患した場合に起こる初期症状を見逃さず、早めに医師に相談するのが良いでしょう。
がんは、早めに対処することで生存率が大きく変わってきます。少しでも違和感を覚えたら、早めにかかりつけの耳鼻咽喉科に行って診断を受けましょう。
がんは、早めに対処することで生存率が大きく変わってきます。少しでも違和感を覚えたら、早めにかかりつけの耳鼻咽喉科に行って診断を受けましょう。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
唾液腺がんは、生存率が低いと考えられている治療が難しい病気です。治療には手術を用いるケースがほとんどであるため、必ず専門医に相談をしてください。
耳やあごなど顔の部分に原因不明の腫れが見つけられた場合は、できるだけ早めに対処しましょう。早期に治療を開始することにより、完治する可能性は高まります。気軽にかかりつけの医師に相談してください。
耳やあごなど顔の部分に原因不明の腫れが見つけられた場合は、できるだけ早めに対処しましょう。早期に治療を開始することにより、完治する可能性は高まります。気軽にかかりつけの医師に相談してください。
編集部まとめ

唾液腺がんは、進行が早く周囲への転移も多くみられるがんです。できるだけ早めに対処して治療を開始すれば、生存率は高くなるでしょう。
人間の頭部には、様々な臓器が集中しています。初期症状だけではどの部位に異常があるのか判断するのが難しいため、医師の判断をよく聞いて指示に従うのが良いです。
耳周りの腫れなど、少しでも身体に違和感があった場合は、早めに医師に相談をすることが大切です。ぜひ早期の治療に臨んでください。