「肺腺がん」は”手術で完治”できる?予後について医師が解説!

肺腺がんは、肺がんの一種です。
芸能人の中で罹った方もおり、メディアに取り上げられる機会も増えたため聞いたことがある方も多いかもしれません。
初期症状がほとんどないので定期健診で見つかったり、たばこを吸っていない方・比較的若い方に発症したりするケースも多くみられます。
この記事では、肺腺がんとはどのような病気なのか、生存率まで詳しく解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「肺腺がん」を発症すると現れる症状・発症しやすい人の特徴はご存知ですか?』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
甲斐沼 孟(上場企業産業医)
肺腺がんの生存率

肺腺がんは手術をすれば治りますか?
しかし、がんが進行して取り除けない場合は、完治する確率が下がってしまうのです。肺腺がんが手術をして治るかは、早期発見・早期治療に左右されます。したがって、初期症状がほとんどない肺腺がんは、定期的な検診が重要となります。気になる症状がある場合にも、早めに専門医を受診しましょう。
ステージごとの生存率を教えてください。
- Ⅰ期:84.1%
- Ⅱ期:54.4%
- Ⅲ期:29.9%
- Ⅳ期:8.1%
これは診断年2013〜2014年の男女・全年齢・手術の有無をすべて含めた数値です。ステージが進行すると生存率も低下していることがわかります。
ただし、これらはあくまでも一般的な数値であり、治療方法・患者さんの健康状態によっても生存率は個々で異なります。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
初期の肺腺がんは特に、手術による完治率が高いです。早期発見・早期治療が重要となるため、定期的な検診を行うよう心掛けましょう。また、最近では治療法も進歩しており、患者さんにとって希望のある治療法が選択できるようになってきています。
症状がある場合・不安な点がある場合は、早めに専門医を受診しましょう。
編集部まとめ

肺腺がんについて詳しくお伝えしました。
肺腺がんは喫煙・大気汚染などが主な原因ですが、他のタイプの肺がんと違い、喫煙者でなくても発症することも多い病気です。
初期症状に乏しいですが、早期発見・早期治療で完治も見込めるため、定期的な検診が大切となります。
ほとんどの市区町村において、自己負担額は一部のみで肺がん検診を受けられます。
定期的な検診・症状出現時のすみやかな受診で、肺腺がんを早期に発見できるように努めましょう。
この記事が、肺腺がんについて詳しく知りたかった方の参考となれば幸いです。