「心内膜炎の症状」はご存じですか?重篤な合併症も医師が解説!
公開日:2026/01/17

心内膜炎には感染性心内膜炎と非感染性心内膜炎がありますが、ほとんどの場合は感染性が原因となって発症することが多いです。
感染性心内膜炎は若年層から高齢者まで誰でも発症する可能性がある病気で、発症したら適切に治療を行わないと合併症を引き起こすことがあるので注意が必要です。
今回は心内膜炎の症状など詳しく解説していきます。
※この記事はメディカルドックにて『「心内膜炎」を発症すると現れる症状・原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
甲斐沼 孟(上場企業産業医)
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大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部医学科卒業。大阪急性期・総合医療センター外科後期臨床研修医、大阪労災病院心臓血管外科後期臨床研修医、国立病院機構大阪医療センター心臓血管外科医員、大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、大手前病院救急科医長。上場企業産業医。日本外科学会専門医、日本病院総合診療医学会認定医など。著書は「都市部二次救急1病院における高齢者救急医療の現状と今後の展望」「高齢化社会における大阪市中心部の二次救急1病院での救急医療の現状」「播種性血管内凝固症候群を合併した急性壊死性胆嚢炎に対してrTM投与および腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行し良好な経過を得た一例」など。
心内膜炎とは

心内膜炎とはどのような病気でしょうか?
心内膜炎とは心臓の内膜が炎症を起こす重症感染症です。心内膜炎の原因は一般的に、細菌やウイルスなどの感染症がきっかけとなり発症することが多く、特に高齢者など基礎疾患がある人は発症するリスクが高くなります。しかし基礎疾患のない人でも発症することは珍しくなく、誰にでも発症する可能性はあります。心内膜炎は心臓の弁や心臓壁に損傷を与えることがあり、重症化すると心不全や脳梗塞などの合併症を引き起こすことがあるため注意が必要です。
発症する原因を教えてください。
心内膜炎が発症する原因は、感染症によって体内に細菌やウイルスが侵入し、血液中を循環して心臓に到達することで心内膜炎が発症することが多いです。
その中でも感染性心内膜炎の場合、口内環境が悪い・皮膚の感染症がある・尿路感染症があるなど、さまざまな病原体が原因でなることがあります。
一方、非感染性心内膜炎は細菌以外の真菌や細菌以外の微生物、自己免疫疾患などが原因で引き起こされる場合があります。また心臓の弁膜症や心筋梗塞・心臓手術後など、心臓にすでに問題がある場合にも心内膜炎が発症する可能性が高いです。
その中でも感染性心内膜炎の場合、口内環境が悪い・皮膚の感染症がある・尿路感染症があるなど、さまざまな病原体が原因でなることがあります。
一方、非感染性心内膜炎は細菌以外の真菌や細菌以外の微生物、自己免疫疾患などが原因で引き起こされる場合があります。また心臓の弁膜症や心筋梗塞・心臓手術後など、心臓にすでに問題がある場合にも心内膜炎が発症する可能性が高いです。
どのような症状がみられますか?
心内膜炎の症状は病原体の種類や感染部位・炎症の程度などによって異なります。
心内膜炎のほとんどの人は発熱の症状が出ます。他にも寒気・全身のだるさ・食欲不振など一般的な感染症に似た症状が現れる場合が多いです。
また徐脈(心拍数が遅い)・頻脈(心拍数が速い)・息切れ・胸痛・動悸などの心臓に関係する症状が現れる場合もあります。皮膚には体のあちこちに小さな出血点が現れたり、手足に痛みやしびれ・赤い斑点や結節が現れたりするので、これらの症状が現れた場合は早期に医師の診察を受け適切な治療を行うことが大切です。
特に発熱や全身のだるさが続く場合や、心臓の症状がある場合は早急に医療機関を受診することをおすすめします。
心内膜炎のほとんどの人は発熱の症状が出ます。他にも寒気・全身のだるさ・食欲不振など一般的な感染症に似た症状が現れる場合が多いです。
また徐脈(心拍数が遅い)・頻脈(心拍数が速い)・息切れ・胸痛・動悸などの心臓に関係する症状が現れる場合もあります。皮膚には体のあちこちに小さな出血点が現れたり、手足に痛みやしびれ・赤い斑点や結節が現れたりするので、これらの症状が現れた場合は早期に医師の診察を受け適切な治療を行うことが大切です。
特に発熱や全身のだるさが続く場合や、心臓の症状がある場合は早急に医療機関を受診することをおすすめします。
合併症があると聞きましたが…。
心内膜炎は治療が適切でなかったり早期に対処しないと、重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
例えば心臓の内側の膜が炎症を起こすと、心臓の機能に影響を与えるので、心筋梗塞や心臓弁膜症のような合併症を起こすことがあります。
また心臓から脳に塞栓子が飛散することで脳梗塞や脳出血を発生させるかもしれません。
塞栓症は心臓から塞栓子が飛散して、肺動脈を閉塞させることで肺塞栓症が発生する場合があり、心内膜炎が原因で全身に炎症が広がり敗血症を発症することがあります。
例えば心臓の内側の膜が炎症を起こすと、心臓の機能に影響を与えるので、心筋梗塞や心臓弁膜症のような合併症を起こすことがあります。
また心臓から脳に塞栓子が飛散することで脳梗塞や脳出血を発生させるかもしれません。
塞栓症は心臓から塞栓子が飛散して、肺動脈を閉塞させることで肺塞栓症が発生する場合があり、心内膜炎が原因で全身に炎症が広がり敗血症を発症することがあります。
編集部まとめ

心内膜炎は思いもよらないところから発症することがあるので、普段から気をつけて生活すると良いでしょう。
例えば歯磨きやうがい・健康的な食生活・適度な運動などは日常で出来るので意識しながら生活することで病気の予防に繋がると思います。
心内膜炎は感染症の予防・早期発見・治療が重要であり、リスクが高い人は定期的な検診や感染症の予防を行うことが望ましいです。
当てはまる症状がある場合は、すぐ病院を受診することをおすすめします。