「概日リズム障害」は放置して大丈夫?自分でできる対策も医師が解説!
公開日:2026/01/17

概日リズム障害は体内時計の狂いによって起こる症状で、睡眠の質に関わってきます。
睡眠の質が悪くなることで様々な疾患を誘発する恐れがあるため、放置するのは好ましくありません。
この記事では概日リズム障害の対策などについて解説していきます。
※この記事はメディカルドックにて『「概日リズム障害」の原因・治療方法・対策はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
伊藤 有毅(柏メンタルクリニック)
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専門領域分類
精神科(心療内科),精神神経科,心療内科。
保有免許・資格
医師免許、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医
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保有免許・資格
医師免許、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医
目次 -INDEX-
概日リズム障害の対策

概日リズム障害は完治しますか?
概日リズム障害の完治は難しいとされています。適切な治療や服薬で症状を改善できる場合もありますが基本的には治療が難しい疾患の一つです。
ただし概日リズム障害の症状・進行度によっては完治も可能な場合があります。概日リズム障害の症状がみられたときに早めに専門医へ相談し早期治療をすることが大切です。
治療方法は症状によってさまざまですが、薬物療法・光療法などが主な治療法です。
概日リズム障害はうつ病などの精神疾患を伴うケースもあるため、場合によっては精神科の診断も織り交ぜた治療が施されます。
専門医に相談しながら様々な側面から概日リズム障害の改善方法を検討しましょう。
ただし概日リズム障害の症状・進行度によっては完治も可能な場合があります。概日リズム障害の症状がみられたときに早めに専門医へ相談し早期治療をすることが大切です。
治療方法は症状によってさまざまですが、薬物療法・光療法などが主な治療法です。
概日リズム障害はうつ病などの精神疾患を伴うケースもあるため、場合によっては精神科の診断も織り交ぜた治療が施されます。
専門医に相談しながら様々な側面から概日リズム障害の改善方法を検討しましょう。
概日リズム障害を放置するリスクを教えてください。
概日リズム障害の放置は思わぬリスクにつながります。以下、各リスクについて紹介します。
- 睡眠障害:概日リズム障害は体内時計の乱れと関連しているため、睡眠の質にも影響があります。睡眠の質が悪くなると倦怠感を伴うことも多くなり、日常生活に支障が出てきます。
- パフォーマンス低下:概日リズム障害は睡眠へ悪影響を及ぼすため疲れが取れにくくなり、日中の活動におけるパフォーマンス低下につながります。特に運転・スポーツにおけるパフォーマンス低下は重大な事故を起こす危険性が高まります。
- 精神障害: 概日リズム障害による睡眠障害は精神障害を誘発する恐れがあります。精神的ストレス・社会生活の制限などはメンタル面だけでなく身体の健康に悪影響を及ぼします。
- 健康リスクの増加:概日リズム障害になるとホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こすことがあります。その結果、身体の機能維持に異常をきたし、肥満・糖尿病・高血圧・心臓病などの健康リスク増加につながります。
上記で述べたように、概日リズム障害の放置によるリスクは様々です。症状が確認された段階で早めに専門医へ相談することが推奨されます。決して自分一人で抱えないようにしましょう。
自分でできる対策があれば教えてください。
以下、概日リズム障害を防ぐための対策を紹介します。
- 日中の光の取り入れ方を調整する:概日リズム障害はすなわち体内時計が狂っている状態です。体内時計を調整するには起床後すぐにカーテンを開けて朝日を浴びることです。また、日中の活動時には暗い場所を避けて行動することが推奨されます。
- 睡眠の習慣を改善する:睡眠の習慣の改善には毎日一定の時間に就寝・起床する必要があります。そのほか就寝前のスマホをやめたり、静かな部屋での就寝を心がけるなど、睡眠環境に配慮することも大切です。
- 適度な運動を行う:体を動かすことで体内時計を調整することが可能です。適度な運動を心がけ、睡眠の質を向上させましょう。ただしきつすぎる運動は睡眠の質の観点から逆効果になる可能性があります。運動の強度には気をつけましょう。
- 健康的な食生活を心がける:日々摂取する食事の内容でも体内時計に影響を与えます。特に就寝前の飲酒・カフェイン摂取は体内時計に悪影響を与えるため控えましょう。
- ストレスを減らす:ストレスは概日リズム障害の症状をエスカレートさせる要因になり得ます。ストレスを減らすためには発散できる趣味・運動を行い、適度に急速をとることです。
概日リズム障害の対策は生活習慣の改善が中心であるため、自分でできるものが大多数です。ただし発症後の症状がひどいとき、長引いているときはしっかり専門医に相談し治療法を仰ぎましょう。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
概日リズム障害は体内時計の乱れによって起こる症状です。日々の生活習慣を中心に見直すことで対策が可能です。
ただし概日リズム障害の症状が見られた場合は適切な診療を行うため専門医の診断を受けることが推奨されます。
治療法として光療法・薬物療法がありますが一般的には完治が難しい病気とされています。
「もしかしたら?」と思ったらすぐに専門医へ相談しましょう。
ただし概日リズム障害の症状が見られた場合は適切な診療を行うため専門医の診断を受けることが推奨されます。
治療法として光療法・薬物療法がありますが一般的には完治が難しい病気とされています。
「もしかしたら?」と思ったらすぐに専門医へ相談しましょう。
編集部まとめ

「概日リズム障害」は耳慣れない症状だと思いますが、多くの方が発症する可能性があります。
睡眠障害や精神疾患を誘発する恐れがあるので、少しでも心当たりがある方は専門医の診療を受診しましょう。
この記事で概日リズム障害に関する知識を深めていただければ幸いです。
規則正しい生活リズムと適度な運動で体内時計を正確に保ちましょう。
参考文献