目の周りが痙攣する「眼瞼痙攣」は完治しづらい?”避けた方が良い行動”も医師が解説!

眼瞼痙攣 (がんけんけいれん)とは、ご自分の意思とは関係なく瞬きが増えたり、目が開けられなくなる病気です。
軽度なものであれば目の周りがぴくぴくと動く程度ですぐ直りますが、重症化すると目が開けられなくなって見えなくなるなど、日常生活に大きく支障が出ることもあります。
そのような状態にしないためにも、具体的な症状や治療方法などを知りたいと考えている方は多いでしょう。
そこで本記事では、眼瞼痙攣がどのような病気かをご紹介します。予後や症状を和らげる方法など詳しく解説するので、参考にしてください。
※この記事はメディカルドックにて『「眼瞼痙攣 」の原因・症状を和らげる方法はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
郷 正憲(徳島赤十字病院)
眼瞼痙攣の予後

眼瞼痙攣は完治しますか?
軽度である場合は、一時的に症状が落ち着くことはあります。
しかし、完治しているわけではなく、再び大脳基底核の異常や神経の異常が発生すると症状が現れる可能性があります。
手術であれば症状を軽減させられますが、それ以外の治療方法では治療を止めると再び発症するでしょう。
症状を和らげる方法があれば教えてください。
- 適度に目を休める
- 十分な睡眠時間を確保する
目の疲れやストレスは症状を悪化させる可能性があるため、疲れたと感じたら無理をせずに目を休ませましょう。
例えばパソコンを使っている方の場合は、1時間ごとに15分の休憩を取り、蒸しタオルなどで目の周りを温めるなどすると良いです。
さらに十分な睡眠時間を確保することも大切です。
睡眠は体を休める重要な役割があるため、最低でも6~7時間は寝るようにしましょう。
質の良い睡眠のためには、就寝の2時間程度前からデジタル端末を見ないようにしたり、間接照明を使って明るすぎない環境にしたりといった工夫も大切です。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
誰しも起こり得る病気であり、万が一目をあけられなくなってしまえば、物理的に失明することも考えられます。
目がぴくぴくするようなちょっとした症状でも、悪化すると大変な状況になる可能性もあるため注意しましょう。
万が一症状に不安がある方やご自分の目に違和感をおぼえた方は、専門の医療機関を受診して早めに治療を受けましょう。
編集部まとめ

眼瞼痙攣は、目が開けられなくなるといった症状が発症するかもしれない病気です。瞬きが増えたり光がまぶしく感じたりする場合は、この病気を疑った方が良いかもしれません。
はっきりとした原因は分かっておらず、治療方法も対症療法が中心であるため、症状を和らげ悪化させないようにすることも大切です。
目の病気が悪化すると日常生活への支障も大きいです。少しでも違和感をおぼえて眼瞼痙攣が疑われる場合は、早めに医療機関を受診して悪化を防ぎましょう。
参考文献