「肉芽腫性口唇炎」は繰り返すとどんなリスクがある?治療法も医師が解説!
公開日:2026/01/24

特に自覚症状もなく急に唇が腫れてきたのであれば、肉芽腫性口唇炎(にくげしゅせいこうしんえん)の可能性があります。
肉芽腫性口唇炎は再発を繰り返しやすく、症状がひどい場合には顔面麻痺・雛壁舌・サルコイドーシスを伴う場合もあるため注意が必要です。
本記事では、肉芽腫性口唇炎の治療方法などをご紹介します。
※この記事はメディカルドックにて『「肉芽腫性口唇炎」の症状・原因・発症しやすい人の特徴はご存知ですか?』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
竹内 想(名古屋大学医学部附属病院)
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名古屋大学医学部附属病院にて勤務。国立大学医学部を卒業後、市中病院にて内科・救急・在宅診療など含めた診療経験を積む。専門領域は専門は皮膚・美容皮膚、一般内科・形成外科・美容外科にも知見。
肉芽腫性口唇炎の治療方法

肉芽腫性口唇炎の治療方法を教えてください。
まずは、口唇が膨張している状態の原因を明らかにする必要があります。前述のように、肉芽腫性口唇炎は複数の原因が複雑に絡まって発症することが多いからです。
アレルギーが原因で発症している場合には、アレルギーを取り除く治療を行います。例えば歯科金属によるアレルギー反応である場合には、パッチテストを行った上で取り替えを行います。
歯周炎などの口腔内環境が原因である場合には、その治療をまず行わなければなりません。その後は抗アレルギー剤・ステロイド剤・抗炎症剤の投与を行って経過を観察します。ほとんどはこうした治療で改善されますが、それでも改善されない場合には外科手術を行うこともあります。
ただし、1年経過しても治らない場合に限るケースであり、さらに手術をしても再発する可能性はなくせないので慎重に検討しなければなりません。
アレルギーが原因で発症している場合には、アレルギーを取り除く治療を行います。例えば歯科金属によるアレルギー反応である場合には、パッチテストを行った上で取り替えを行います。
歯周炎などの口腔内環境が原因である場合には、その治療をまず行わなければなりません。その後は抗アレルギー剤・ステロイド剤・抗炎症剤の投与を行って経過を観察します。ほとんどはこうした治療で改善されますが、それでも改善されない場合には外科手術を行うこともあります。
ただし、1年経過しても治らない場合に限るケースであり、さらに手術をしても再発する可能性はなくせないので慎重に検討しなければなりません。
完治までにどのくらいの期間がかかりますか?
肉芽腫性口唇炎は非常に個人差が大きいため一概にはいえませんが、医療機関を受診して適切な治療を受ければ治療後すぐに症状が回復してきていることを実感できます。早ければ1週間、長ければ3年から5年かかることもあります。
この病気が原因で唇が腫れていても、最初のうちは放置していても治ることが多いです。しかし、症状を繰り返すことで慢性的に唇が膨張した状態になりやすく、そうなると完治までの期間も長くかかりやすくなります。
始めのうちから治るからと放置せずに早めに医療機関を受診することが大切です。
この病気が原因で唇が腫れていても、最初のうちは放置していても治ることが多いです。しかし、症状を繰り返すことで慢性的に唇が膨張した状態になりやすく、そうなると完治までの期間も長くかかりやすくなります。
始めのうちから治るからと放置せずに早めに医療機関を受診することが大切です。
早期の治療が重要なのですね。
早期に治療するほど完治までの期間も短くなります。治療が遅れてしまうと手術が必要になるケースもあるため、早め早めの受診が大切です。
ただ、肉芽腫性口唇炎は繰り返し発症しやすく、最初のうちは放っておいても治りやすい部分があります。症状に慣れてしまうと「放っておいても治るだろう」と危機感が薄れやすいのが厄介なところです。
もし口唇が腫れたことがあるという場合には、経過観察をせずに受診することをおすすめします。
ただ、肉芽腫性口唇炎は繰り返し発症しやすく、最初のうちは放っておいても治りやすい部分があります。症状に慣れてしまうと「放っておいても治るだろう」と危機感が薄れやすいのが厄介なところです。
もし口唇が腫れたことがあるという場合には、経過観察をせずに受診することをおすすめします。
編集部まとめ

痛みはないものの、自分で見えるほど大きく膨張してしまうこともあるのが肉芽性口唇炎の怖いところです。
症状を繰り返すことが多い特徴がありますが、初期のうちはそのままにしても治ってしまう面は注意しなければなりません。
症状に慣れた状態でそのまま放置し続けてしまえば、どこかのタイミングで慢性化してしまいかねません。
口唇が膨張した状態では、外出も食事もままならなくなってしまいます。手遅れになる前に、早めに医療機関を受診することを心がけましょう。