「びまん性脱毛症」になると”髪の毛”がどうなるかご存じですか?治療法も医師が解説!
公開日:2026/01/14

びまん性脱毛症とは、女性が発症しやすい脱毛症のことです。加齢とともに減少する女性ホルモンに主な原因があるとされています。
健康的で美しい髪の毛は、女性の魅力をより引き出してくれるものです。
「髪のボリュームが減ってきた」・「抜け毛が気になる」・「髪に艶やコシがなくなってきた」という方は、びまん性脱毛症を発症しているかもしれません。
脱毛のお悩みは、医療機関を受診することで治療できます。今回は、びまん性脱毛症の治療方法などをご紹介します。
※この記事はメディカルドックにて『「びまん性脱毛症」を発症する原因・セルフチェック法はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
竹内 想(名古屋大学医学部附属病院)
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名古屋大学医学部附属病院にて勤務。国立大学医学部を卒業後、市中病院にて内科・救急・在宅診療など含めた診療経験を積む。専門領域は専門は皮膚・美容皮膚、一般内科・形成外科・美容外科にも知見。
目次 -INDEX-
びまん性脱毛症(女性型脱毛症)のセルフチェックと治療

びまん性脱毛症のセルフチェック方法を教えてください。
びまん性脱毛症は、徐々に進行します。もし急に抜け毛が気になるようになったという場合には、別の原因によって脱毛しているのかもしれません。
主に更年期を迎える40歳代から50歳代での発症が多いです。また、びまん性脱毛症の最大の特徴は、頭頂部の広い範囲に脱毛が見られることです。男性型脱毛症とは異なり、完全に抜け落ちることはありません。髪の分け目がよく分かるようになったり、全体的にボリュームが減っていたりしている場合にはびまん性脱毛症かもしれません。
その脱毛が見られる頭頂部周辺のみ柔らかい髪の毛になっていることもあります。自分で触ってみて、頭頂部だけ軟毛になっていないか確認してみてください。後頭部はあまり影響していないことが多いです。
主に更年期を迎える40歳代から50歳代での発症が多いです。また、びまん性脱毛症の最大の特徴は、頭頂部の広い範囲に脱毛が見られることです。男性型脱毛症とは異なり、完全に抜け落ちることはありません。髪の分け目がよく分かるようになったり、全体的にボリュームが減っていたりしている場合にはびまん性脱毛症かもしれません。
その脱毛が見られる頭頂部周辺のみ柔らかい髪の毛になっていることもあります。自分で触ってみて、頭頂部だけ軟毛になっていないか確認してみてください。後頭部はあまり影響していないことが多いです。
加齢によるホルモン分泌の変化や生活習慣の乱れも原因となるのでしょうか。
びまん性脱毛症は、加齢によるホルモン分泌の変化や生活習慣の乱れも原因となります。前述のように、加齢とともに女性ホルモンの分泌量は減少してきてしまいます。
これは、更年期に入ると卵巣の機能が低下してしまうからです。女性ホルモンには髪の毛の育成を促す働きがあるため、髪の毛の成長サイクルが乱れ、びまん性脱毛症を発症してしまいます。
また、生活習慣の乱れによるびまん性脱毛症の原因としては、ストレス・睡眠不足・栄養不足などが挙げられます。特にストレスはびまん性脱毛症に大きな影響を受けやすく、女性ホルモンの分泌量が減少してきていない10代後半でも発症してしまうことがあるほどです。
心身ともに不安定な状態は様々な疾患を引き起こしてしまうため、適度にストレスを解消し、健康的な生活を送るように心がけてください。
これは、更年期に入ると卵巣の機能が低下してしまうからです。女性ホルモンには髪の毛の育成を促す働きがあるため、髪の毛の成長サイクルが乱れ、びまん性脱毛症を発症してしまいます。
また、生活習慣の乱れによるびまん性脱毛症の原因としては、ストレス・睡眠不足・栄養不足などが挙げられます。特にストレスはびまん性脱毛症に大きな影響を受けやすく、女性ホルモンの分泌量が減少してきていない10代後半でも発症してしまうことがあるほどです。
心身ともに不安定な状態は様々な疾患を引き起こしてしまうため、適度にストレスを解消し、健康的な生活を送るように心がけてください。
びまん性脱毛症の治療方法について知りたいです。
びまん性脱毛症は、未だ病態が明らかになっていません。そのため、特効薬としての治療法は確立されておらず、それぞれの発症原因と考えられる事柄を解消することで治療を施しています。
男性型脱毛症には効果のあるフィナステリドと呼ばれる内服薬は、びまん性脱毛症には効果がありません。一般的には、ミノキシジルが配合された内服薬や外用剤を使った治療を施します。
ミノキシジルが配合された外用剤は市販でも入手できますが、効果は限定的であるとされています。パントガールと呼ばれる女性専用の抜け毛治療薬も開発されており、医療機関専用サプリメントとして提供されています。こちらはびまん性脱毛症にも一定の効果があるとされているため、医師と相談の上で決めるようにしてください。
男性型脱毛症には効果のあるフィナステリドと呼ばれる内服薬は、びまん性脱毛症には効果がありません。一般的には、ミノキシジルが配合された内服薬や外用剤を使った治療を施します。
ミノキシジルが配合された外用剤は市販でも入手できますが、効果は限定的であるとされています。パントガールと呼ばれる女性専用の抜け毛治療薬も開発されており、医療機関専用サプリメントとして提供されています。こちらはびまん性脱毛症にも一定の効果があるとされているため、医師と相談の上で決めるようにしてください。
編集部まとめ

びまん性脱毛症とは、女性に多く見られる頭頂部の脱毛や軟毛です。特効薬的な治療法は確立されていませんが、医療機関を受診することで治療できます。
早期からの治療の方が効果を実感しやすいため、違和感に気づき始めたらすぐに医療機関を受診するようにしましょう。
健康的な髪の毛は女性にとっての美の象徴です。お一人で悩まず、気軽に相談するようにしてください。