「産後脱毛症の予防法」で”何をしすぎる”と良くない?頭皮ケアなどの対策も解説!
公開日:2026/01/15

産後の女性の多くが悩まされるという産後脱毛症、ごっそりと抜ける様子は衝撃的であり、このまま抜け続けたら…と想像するだけで不安になってしまいます。
しかし、多くの産後脱毛症は産後1年を経過するうちに自然に治るものです。そこまで心配しなくても良いでしょう。
とはいっても、外見に関わることなので気になります。なるべく早く治せる治療法はないのでしょうか。
今回は、産後脱毛症の予防法などについてQA形式でご紹介します

監修医師:
竹内 想(名古屋大学医学部附属病院)
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名古屋大学医学部附属病院にて勤務。国立大学医学部を卒業後、市中病院にて内科・救急・在宅診療など含めた診療経験を積む。専門領域は専門は皮膚・美容皮膚、一般内科・形成外科・美容外科にも知見。
目次 -INDEX-
産後脱毛症の対策と予防

産後脱毛症への対策方法はありますか?
産後脱毛症は、そのままの状態でも時間経過とともに徐々に治ります。少しでも早く改善したい場合には、以下の5点を意識してみてください。
- 1日3食しっかり摂る
- 睡眠時間を確保して生活リズムを整える
- 頭皮マッサージを行う
- ヘアケア商品を活用する
- 気にしすぎないようにする
どれも育児をする産後の女性にとっては非常にハードルが高いものですが、親の健康な身体があってこその子供です。子供だけでなく、自分の健康にも気を遣いましょう。特に気にしすぎてしまうとストレスになる可能性があるため、注意が必要です。
シャンプーを変えるなどの頭皮ケアも効果あるのでしょうか。
頭皮ケアも効果を期待できます。前述のようにアミノ酸系のシャンプーに変えることも有効ですし、育毛剤を使うこともおすすめです。マッサージをして適度に刺激を与えるのも良いでしょう。
頭皮を健康に保てると、産後脱毛症も早く改善できる可能性が高まります。ただ、産後の肌は非常に刺激に弱くなっています。過度に気にしすぎて逆に刺激を与えてしまうと逆効果ですので気をつけてください。
頭皮を健康に保てると、産後脱毛症も早く改善できる可能性が高まります。ただ、産後の肌は非常に刺激に弱くなっています。過度に気にしすぎて逆に刺激を与えてしまうと逆効果ですので気をつけてください。
産後脱毛症の予防方法などあれば教えてください。
産後脱毛症の最も効果的な予防方法は「気にしない」ことです。産後脱毛症は、出産を経験した女性では誰もが通る道です。脱毛は容姿に関わってくることなのでどうしても気になってしまいます。
しかし、それでストレスを感じてしまうと余計に脱毛を加速させてしまう恐れがあるのです。産後脱毛症は一時的なものであり、放っておいても時間経過とともに治ります。
そこまで心配する必要はありません。「生理現象だから仕方ない」と受け入れるようにしましょう。
しかし、それでストレスを感じてしまうと余計に脱毛を加速させてしまう恐れがあるのです。産後脱毛症は一時的なものであり、放っておいても時間経過とともに治ります。
そこまで心配する必要はありません。「生理現象だから仕方ない」と受け入れるようにしましょう。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
治療方法・対策・予防方法などをご覧いただくとわかるように、産後脱毛症には特別な治療を必要としないケースがほとんどです。妊娠中と出産後で、女性ホルモンの分泌量に落差が生じてしまうのは防ぎようのないことであり、仕方がありません。
「産後は抜け毛が増えるもの」として認識し、あまり深く考えすぎないことが大切です。抜け毛が多く感じたり、産後1年が経過しても治らなかったりする場合には、別の原因で脱毛が起きている可能性があります。産婦人科や皮膚科などの医療機関を受診しましょう。
「産後は抜け毛が増えるもの」として認識し、あまり深く考えすぎないことが大切です。抜け毛が多く感じたり、産後1年が経過しても治らなかったりする場合には、別の原因で脱毛が起きている可能性があります。産婦人科や皮膚科などの医療機関を受診しましょう。
編集部まとめ

産後脱毛症は、プロゲステロンとエストロゲンの2つの女性ホルモンのバランスが崩れることで生じます。
妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増え、活発化している状態です。この状態の際、髪の毛の寿命がホルモンによって伸ばされて抜けにくくなります。
しかし、産後2ヶ月を経過したあたりから女性ホルモンの分泌量が元に戻ろうとするため、本来抜けていたはずの妊娠中の髪の毛が急に抜け始めるのです。
妊娠によって女性ホルモンが活発化する状態は防ぎようがなく、明確な治療方法・予防方法などはありません。